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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜番外編 アリサのお見合い篇
第8話
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「危ない!」
倒れ掛かったアリサを見たリィンは正面からアリサを受け止め、リィンとアリサは互いを見つめ合った。
「「…………………………」」
お互いを見つめ合った二人は再び顔を真っ赤にして黙り込み
「ご、ごめん!」
リィンは慌ててアリサから離れようとした。しかしアリサは両手でリィンの身体を強く抱きしめ、リィンを離さなかった。
「ア、アリサ……?」
「そ、そのリィン………今日一日私と付き合ってどうだったかしら……?そ、そろそろ返事をくれないかしら……?」
「あ……………………」
真っ赤な顔で自分を見つめて言ったアリサの言葉を聞いたリィンは呆けた声を出した後考え込み、そしてやがて口を開いた。
「最初に会った時はさ、ただ単純に可愛いなって思ったな。」
「え…………………」
「それでお見合いでアリサと話して………責任感が強く、家族を大切にしている優しい女の子だなって思ったな。」
「………………………」
「そして今日君と接して……何度もドキドキしたな…………こんな可愛くて優しい女の子が俺に好意を寄せてくれるって知って、正直嬉しかったよ。」
「リィン……………」
リィンの話を聞いたアリサは嬉しそうな表情で涙を流し
「―――――好きだよ、アリサ。一人の女の子として、君が。……まあ、エリゼの事も愛しているから二股になるんだけどな……ハハ……………それでもいいかな?」
リィンは静かな笑みを浮かべて告白した後苦笑した。
「嬉しい………!その言葉を聞きたかったの……!……ん………!」
リィンの告白を聞くと、アリサは自分の唇をリィンの唇に重ね
(アリサ………)
リィンはアリサの口付けを受け入れ
「リィン……ん………好き…………ちゅる………大好き……!……………ちゅ…………愛している……!………ん…………ちゅ………ちゅる……………!」
(俺は幸せ者だな……………二人の女性からこんなにも強い好意を寄せられているなんて…………)
更に舌を搦めて深い口付けを求め、自分を強く抱きしめ続けるアリサの行為を受け入れ続け、二人はゴンドラが再び動き出すまで口付けをしていた。
「まあまあまあ………!おめでとうございます、アリサお嬢様♪うふふ、”結社”に入社していたお蔭で、遠方からでも録画できるビデオが手に入り、今の瞬間も録画できますから、”結社”に入社していて本当によかったですわ♪………あ、そう言えば恋人同士になったらする肝心な”行為”は残っていますわね♪うふふ、今の内にお二人が今晩泊まる部屋に設置しに行かないと♪お嬢様が大人の女性になる瞬間は絶対に見逃せませんしね♪あ、会長にも報告をしておきませんと♪――――会長ですか?シャ
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