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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜番外編 アリサのお見合い篇
第7話
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課だったら”Z組”の特別講師としてちょうどよかったのかもしれないわね。」
リィンの話を聞いたアリサは目を丸くした後苦笑した。
「ハハ……………あれ?そう言えば今気付いたけど………一体どこでさっきのランチを作ったんだ?ヘイムダル経由で来ていると思うから、多分昨日の内に俺みたいにクロスベルに来てホテルに泊まっていたんだよな?」
アリサに続くように苦笑していたリィンはある事に気付いて不思議そうな表情で尋ね
「……ううん、トリスタの学生寮で作って朝早くに出たから………6時頃に起きてランチを作った後ヘイムダルまで鉄道で行って、その後は飛行船でクロスベルまで来たわ。」
「ええっ!?な、何でそこまでしてお弁当を作ったんだ……?」
アリサの答えを聞いて驚いた後戸惑いの表情で尋ねた。
「だって……………好きな人に…………………手作りの料理を……………食べて………欲しかったんだもん…………………」
リィンに尋ねられたアリサは真っ赤にした顔を俯かせて途切れ途切れに呟き
「ア、アリサ…………………」
アリサの答えを聞いたリィンも顔を真っ赤にして俯かせ、黙り込んだ。
「まあまあまあ♪うふふ、その調子ですわよ、お嬢様♪」
一方その様子をビデオで録りながら二人の会話を聞いていたシャロンは嬉しそうな表情で呟き
「フ、フフ………………………よかったわね、リフィア……?今の調子だと二人の婚約は成立しそうよ………?しかも相思相愛という形で。」
同じように双眼鏡で様子を見守りながら二人の会話を聞いていたエリゼは片手に持った罅だらけになった双眼鏡に力を入れて破壊した後リフィアに微笑み
「そ、そうか………政略結婚は個人的にはあまり良いとは思えぬ。け、結果的にはよかったのではないか………?」
「ガタガタブルブル…………(こ、怖いよ………い、今すぐここから逃げたいよ……………)」
膨大な威圧を纏い、背後には魔力によって発生した電撃がバチバチと迸るほどの魔力を全身に纏って極上の微笑みを浮かべるエリゼに見つめられたリフィアは表情を青褪めさせ、大量の冷や汗をかきながら身体を震わせて答え、エヴリーヌもリフィアのように大量の冷や汗をかきながら恐怖の表情で身体を震わせて必死にエリゼを見ないようにし
(エヴリーヌどころかこの我すらも恐怖させるとは………女の嫉妬とは時には”魔神”すらも超えるのだな……………正直、ザハーニウの方がまだマシに思えて来たぞ…………)
リフィアの身体の中にいるディアーネも冷や汗をかいて若干顔色を悪くしながらエリゼから視線を逸らしていた。
「「……………………………」」
一方互いに顔を真っ赤にした二人は黙り込んで俯いていた。
「そ、そうだ!腹ごなしにホラーコー
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