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相手の胸ぐらに手を伸ばす。三人ともこいつに言われるのは不本意だと思い、怒りの感情を露にしていた。
「三人とも、落ち着いて」
「みんな正しいこと言ってるから」
「「「お前もずいぶん失礼だな!!」」」
落ち着けようとしているシェリアとさらっと失礼な言葉を送ってくるウェンディ。それにはさすがに俺たちも怒ったけど、周りもそう思っているのだと考えるとちょっとショックを受け、肩を落とした。
「えっと・・・あたしが一番手でいいんだよね?」
「うん!!頑張ってね!!」
俺たちがうつ向いているのを見て、気まずくなってきたシェリアはこの場を離れるべく確認すると、そそくさと前の方へと歩いていく。
「ほら、三人とも始まっちゃうよ」
「あ・・・うん」
「そうだね」
「了解」
ウェンディのせいでこうなっているんだけど、それは言わないでおく。納得できないながらもゆっくりと立ち上がり、両チームのプレイヤーが出ている前の方を向く。
「相手はトビーさん?」
「あえての?」
シェリアと共に前に出ているのは同じラミアのトビーさん。共感度ゲームというからには常識人のユウカさんとかを出すと思っていたけど、それとは正反対のトビーさんを投入してくることに疑問を感じていた。
『それでは!!決勝戦第一試合《共感度ゲーム》を開始します!!』
メンバーが出揃ったことで開始される共感度ゲーム。さてさて、一体どんなゲームなのだろうか。
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