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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜番外編 アリサのお見合い篇
第5話
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後、不安そうな表情でエリゼを見つめて尋ね

「…………………………………」

尋ねられたエリゼは真剣な表情でアリサを見つめていた。

「ハア……………これだとまるで私が二人の仲を引き裂こうとする悪役みたいじゃないですか…………」

そして少しの間アリサの目をジッと見つめていたエリゼは疲れた表情で溜息を吐き

「言っておきますけど、兄様の”性格”には相当苦労させられますよ?」

「アハハ………それは身を持って既に思い知っているから大丈夫よ。」

疲れた表情で言ったエリゼの言葉を聞いたアリサは苦笑しながら答えた。

「い、一体何の話をしているんだ……?」

二人の会話を聞いていたリィンは戸惑って尋ねたが

「「兄様(リィン)は黙、っ、て、い、て。」」

「ハイ…………………」

同時に膨大な威圧を纏って微笑みながら自分を見つめて言ったエリゼとアリサの言葉に肩を落として頷き

「うふふ………早速リィン様のフィアンセであられるエリゼお嬢様と仲が良くなって何よりですわ♪これならご結婚後も仲の良いご家庭を築きそうですわね♪」

その様子を見守っていたシャロンは微笑んでいた。

「フフ………アリサさんとは色々と話が合いそうな気がしてきました。」

「アハハ……同感。エリゼさんと同じ”被害者”である私も思ったわ。エリィさん達なんか、もっと大変よねえ……」

「クスクス、確かにそうですね。―――今後は”エリゼ”で結構ですよ。アリサさんの努力次第によっては”私達”と”家族”になるかもしれないのですから。」

「―――わかったわ、よろしくね、エリゼ。」

「はい。」

そして二人はお互いを見つめて微笑み合い

「??」

「フフ……………」

互いを見つめて微笑みあっている様子の2人を見たリィンは首を傾げ、シャロンは微笑ましそうに見守っていた。



「兄様。」

するとその時エリゼはリィンを見つめ

「な、なんだ。」

見つめられたリィンは冷や汗をかきながらエリゼを見つめ返した。

「もしアリサさんの事を女性として本当に好きになられたのでしたら、責任を持ってアリサさんの事も私と共に受け入れてあげて下さい。――――いいですね?」

「ええっ!?エリゼはそれでいいのか!?というか責任って何だよ………」

真剣な表情で自分を見つめて言ったエリゼの話を聞いたリィンは驚いた後疲れた表情をし

「い・い・で・す・ね?」

「ハイ……………」

膨大な威圧を纏って微笑みながら言ったエリゼの言葉に逆らえず、肩を落として頷いた。

「フフ……………エリゼ公認なら、私も遠慮する必要はないわね。」

「へ……………」

そして微笑みながら言ったアリサの言
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