機動戦艦ナデシコ
1444話
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物の生態とかを紹介している番組だ。
現在はその番組の中で小さな狐の様子が映し出されている。
うん、確かに可愛いな。こういう小動物枠は……と思ったところで俺の脳裏にラピスの姿が過ぎったのはある意味当然なのだろう。
俺の……正確には俺とシェリルを含めた恋人達の養子となったラピスは、現在ホワイトスターで一般常識を勉強中だ。
皆、何だかんだと皆ラピスの事を気に入っているらしく、世話を焼いている。
そんな中で、ラピスに対して一般常識を――シャドウミラーのだが――教えているのは、マリューと千鶴。
俺の恋人達の中でも一般常識について詳しい……と思われる二人。
まぁ、レモンやコーネリア、スレイといった面子は生まれや育ちが色々と特殊だし、それはあやかやシェリルもそうだ。……他には円と美砂も一般常識についてはそれなりに詳しいのだろうが、円はともかく美砂にその辺を教えさせようとすれば色々と面倒な出来事になるのが分かりきっていた。
で、円と美砂は基本的に一緒に行動しているので……って事になった訳だ。
まぁ、マリューは技術班として、千鶴は政治班として色々と忙しいのは事実だが、幸い今はある程度余裕があるというのが幸いした。
「ねぇ、アクセル……」
「うん?」
「折角今日は2人きりなんだし……他の女の事は考えないで、私だけを見て頂戴」
そう告げ、シェリルは隣に座っている俺へと唇を重ねてきて……そのまま俺はシェリルを抱き上げ、ベッドへと運んでいく。
……明日はライブなんだし、シェリルの疲れを明日に残さないようにしないとな、とそんな風に考えつつ。
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