オリジナルハイヴ攻略前後 改
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また同時に他の国も月の奪還は国連軍主体で行われるべきだと考えている為に、
【XFJ計画】という計画が国連でも承認するかしないかでもめるようになっていた。
本来の歴史では【次世代の戦術機開発計画】ではあったが、ここではさらにその開発計画に
【宇宙空間で活動できる戦術機】を盛り込もうとしているのだから、揉めるのは当たり前である。
そもそも第五計画を推進している連中にしてみれば大量に余っている核兵器を使って、月面のハイヴを攻略すればいいだろうという結論が出ているからだ。
それは宇宙空間に流れている、宇宙線が核兵器を使用した跡に出ているガンマ線Lvと同等かそれ以上が常に宇宙空間に漂っているからだ。
だからこそ 地上は使えなくなった核兵器を大量に使用することで、月面のハイヴを攻略するという計画書がアメリカ軍の一部では作られているが、
だがそれでもやはりハイヴの深度によっては、核兵器をそこまで持って行く必要が出てくるために、
それを現在可能としているのは戦術機のみであり、地球上に存在している戦術機はどんなにがんばっても宇宙用には適用していないつくりになっているのだ。
確かにハイヴダイバーと呼ばれる人達もいるが、彼らも言ってみれば、スペースシャトルの中に戦術機を入れて、ハイヴの上空にダイブするという荒っぽい戦法を取るために、やはり戦術機も宇宙空間には出して動かしていないのが実情ではある。
現在も各国に火星軍が契約者を通して送ってくるのは、宇宙での訓練映像やその一部のデータだけであった。
しかもその訓練映像は基本モビルスーツ戦で行われており、戦術機は一切使われていないのだ。
彼らにしてみれば、戦術機の装甲やフレーム強度、さらには燃料の消費や宇宙空間で必要とあれるアポジモーターなどが圧倒的に足りないのだ。
そのため、火星軍と政府も確かに第一世代機の戦術機は殆ど実機とデータを含めて、地球の国連を通してもらっているが、どう改造してもだ、【初期型の工業用のザク】より性能が劣っているということもあり。
火星軍と政府で火星の都市部の中に作った、戦争博物館行きとなっており、そこで展示用として現在も展示されているのだ。
そうしていくつかの開発プロジェクトの候補地として国連の中で上がっている場所に
オーストラリアと現在ソ連に貸し出している国連軍所属のユーコン基地などであった。
もはや地上でのBETA大戦は終結を見せようとしている段階であった、一部の勢力が反対するだけで常に大量の資金や物資がなくなっていくのであれば。
さっさと早く今次大戦を終らせて、戦後処理や復興などに力を入れた
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