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DQ5〜友と絆と男と女  (リュカ伝その1)
39.税金は効率よく使うべきだ。地下庭園ってどうなの?
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れ。
「注意します」
もう、マジヤダ〜!


女王様(アイシスと言うらしい)に(渋々)付いて行くと、神々しい兜が奉られている祭壇へ案内された。
「この国には勇者の墓があるとの噂ですが…実際はありません。あるのは勇者の武具の一つ『天空の兜』です」
ここにあったのかぁ…
「リュカ!貴方からは何かを感じます。是非被ってみて下さい」
「どうせ装備出来ませんからヤです」
「貴方からは何かを感じるのです。是非!」
「それはきっと勘違いです。もしくは僕に惚れてしまっただけです。今晩お相手しますので、それでいいですか?」
「か・ぶ・れ!」
とても怖いので従います。

俺は兜を持ち上げ頭に被る。
ものっそい重い。
「いたたたたたっ…」
首が…首が!
俺は慌てて兜を脱いだ!
「どうやら装備出来ないようですね」
「だから最初からそう言ったじゃん!!」
「私の勘違いだった様です」
「それも言ったじゃ………!」
あの女…サッサと戻りやがった!
すげームカつく女だな!
首筋を痛めただけだ…


この後サッサと宿屋に戻るつもりだったが「女王様がお呼びですので…」って、兵士にしつこく言われ渋々赴いてやった。
そしたら、一言も話題に出していないのにパパスの情報を色々くれた。
首筋痛めたお詫びかな?
アイシスの話によると、「ここより遙か東の山脈を越えた所に、『グランバニア』と言う国があり、そこの王様の名前もパパスだった様な気がする」って…
実に曖昧だ!
他にどうしようも無いので、取りあえず行くけどね。
行くだけ行っても「やっぱり気のせいだったみたいですぅ〜」とか言いそうだ。



<テルパドール−宿屋>

宿屋へ戻り、さぁ頑張ろうと部屋へ向かうと昨日のボーイが近づいてきて、
「あ!これ僕からのサービスです!」
って、またゴム渡しやがった!

何この国!
ムダに心が読めるヤツと、ムダに心が読めないヤツがいる!
お前ら結婚して子供作れ!
そしたら、ちょうど良いのが生まれるから!




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