『幼き友』
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君の涙をはじめて
見た日の痛みが
今でも残ってるよ
僕は君に
手を引っ張られて
いつも君の背
追ってたんだよね
こんな広い世界で
君だけが僕を
大事にしてくれた
そう思ってた
幼き僕達は
あんな親を悪魔
とかの類だと
思ったよね
君の哀しい笑顔
君の淋しい涙
今でも忘れない
君に何度も頭を
撫でられてた
君に何度も涙を
拭って貰った
今生の別れなんて
想像もつかない
こんなちっぽけな
何のチカラも無い
クソガキのくせにね
親を悪魔と罵った
其の代償かな?
さよならって君に
言えなかった
ありがとうって
君に言えなかった
あの時の約束を
今も覚えてるよね
いつか、いつか
きっと幸せだって
想えたときは
逢って報告したいね
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