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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic10-C機械仕掛けの少女〜Devilish Trap〜
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・?」ナジェージダに問うた。

「・・・ジェイル・スカリエッティ、およびシスターズにはある容疑が掛けられている」

「容疑? 私たちスカリエッティ家に? ふふ、うふふ! 冗談も大概にしないと、私も本気で怒るわよ?」

ドゥーエの表情から親しみが消え失せ、ナジェージダ達に対して敵意を見せた。武装隊員たちがストレージデバイスを次々と起動させていく。ナジェージダが「待て!」制止の声を掛け、「ドゥーエ、君もだ」応接室の奥から姿を見せたジェイル・スカリエッティ――通称ドクターが、ドゥーエを制止した。

「ドクター・・・」

ドクターの言葉に臨戦態勢を解除したドゥーエ。ドクターの後ろから彼の娘であるウーノ達もぞろぞろと姿を現わした。そしてドクターは「話の続き、聴かせてもらおうか」ナジェージダに話を促した。

「まずはこちらを見てほしい」

ナジェージダがモニターを複数と展開し、「昼頃、ミッド北部の廃棄都市区画にて行われた戦闘だ」そこに機動六課とプライソン一派との戦闘を流した。ドクター達はその映像を軽く眺め、ある映像を見た瞬間に「っ!」モニターに食いつくようにそこに映る少女3人を凝視した。

「ノーヴェ、ウェンディ、ディエチ・・・!」

赤い髪のノーヴェ、ボードに乗るウェンディ、砲塔を抱えるディエチだ。

「彼女たちは、スカリエッティ家と関係しているんだろ。同じバトルスーツ、テンプレート・・・つまりはスキルを扱うサイボーグだ。そして今、彼女たちの名前を呼んだ。これがスカリエッティ家の容疑だ」

「待って! 確かにあの子たちは以前、うちの孤児院で暮らしていたけど、プライソンに拉致されたの!」

「プライソン。その素性の一切合財が不明。しかしその頭脳は天才的。そう、ジェイル・スカリエッティ、あなたのような。広域次元犯罪者プライソン。あなたにはその容疑も掛かっている」

ナジェージダがそう言うと、「は?」愛する父親が犯罪者呼ばわりされたことでシスターズは怒りに顔を滲ませるが、「ふふ、ふははは!」ドクターは笑い声を上げた。しかし「やってくれるじゃないか!!」一転してそう怒声を上げ、応接室のテーブルをドン!と殴った。

「まさか、ドクターを嵌めるためにわざわざ私たちのバトルスーツと同じデザインを、ノーヴェ達に着せた・・・!?」

「だとすればなんて汚ない奴だ・・・!」

「フフフ、許せないわねぇ〜・・・」

ウーノとトーレとクアットロも・・・

「私たちを嵌めるために、ノーヴェ達にこんな真似をさせたのだと思うと・・・」

「ああ、ハラワタが煮えくり返そうな思いだ・・・!」

「絶対に許さないよ!」

ドゥーエとチンクとセインも、同様に怒りを露わにした。ナジェージダは「そういうわけだ。あなた達を逮捕す
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