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Eipic10-C機械仕掛けの少女〜Devilish Trap〜
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とフェイトさんが合流すれば万事OKですね。

†††SideリインフォースU⇒なのは†††

「追い付いた!」

「フェイトちゃん!」

私が先にヘリに向かったんだけど、フェイトちゃんに追いつかれちゃった。私と同じようにリミッターを掛けられていたとしても、さすが六課最速、だね。そうして私はフェイトちゃんは、ヴァイス君の操縦するヘリに向けて全速力で向う。

『待ってください、市街地にエネルギー反応・・・!』

そんな中、シャーリーから切羽詰まった声での報告が入って、私とフェイトちゃんの間にモニターが展開。ここから遠く離れた廃棄都市区画のビルの屋上に強大な魔力・・・じゃない、また別のエネルギー反応が発生してるのが見て判る。

『砲撃のチャージを確認! ぶ、物理破壊型! 推定・・・エ、Sランク!』

ターゲットは間違いなくヘリ。私は「はやてちゃん!」の名前を呼んだ。これだけで『うんっ! 高町なのは、フェイト・テスタロッサ・ハラオウン、両名の能力リミッターを解除。リリースタイム60分!』はやてちゃんは私の意を酌んでくれて、すぐに私とフェイトちゃんのリミッターを解除してくれた。

「レイジングハート!」

≪Exceed Mode≫

普段のアグレッサーモードはその名前通りに教導用で、長時間の活動の為に汎用性を高めた機能を有してる。けどたった今、アグレッサーから換装したエクシードモードは完全な戦闘用。さらに出力リミッターも完全に解除された。“レイジングハート”もエクセリオンモードへと変形させての完全戦闘態勢。飛行速度も「アクセルフィン!」さらに引き上げることが出来る。

「フェイトちゃんは砲撃主のところへ! 私がヘリの防御を担当する!」

「うんっ!」

フェイトちゃんと別れて私ひとりでヘリへ向かう。そして「撃たれた・・・!」砲撃が発射された。物理破壊タイプでSランク並のエネルギーを持った砲撃なんて受けたら、ヘリは撃墜するどころか空中で爆発四散する。そうなったら乗ってるシャマル先生、ヴァイス君、それに保護した女の子は確実に・・・。

(それに、レリックが暴走する可能性だってあるのに・・・!)

それを知らないのか、それとも知ってて攻撃したのか、どちらにしても被害は大きくなる。それだけは防がないと。迫り来る砲撃。それでもタッチの差で私の方が早かった。

――ラウンドシールド――

シールドを張って砲撃を防御。リミッターを掛けられたままだったら確実に貫通されてたほどの破壊力だった。でも「こちらスターズ1! 砲撃の防御に成功! これより犯人の確保に向かいます!」ロングアーチに報告を入れる。

『ありがとうございます、なのはさん!』

『ひやひやしたけど信じてたわよ、なのはちゃん!』

コック
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