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第二部 WONDERING DESTINY
CHAPTER#20
DARK BLUE MOON? 〜Breathless Night Extreme〜
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「相手の立場や言い分を無視して」
「自分の言い分だけを “暴力(チカラ)” でゴリ押す」
コレはジョジョでは「敵(悪)」がヤるコトで
「最終的に勝てばよかろうなのだぁ〜!」
「過程や方法なぞ、どうでもいいのだぁ〜!」
と言ってるのと同じなのです。
(まぁ原作の〇○に同上の「器」はありませんが・・・('A`))
それならフレイムヘイズなんてものは必要ないし、
「使命」なんて関係ないという事になって
今までの言動がスベテ「嘘」だったというコトなり、
結局バカなガキが刀振り回してドヤ顔してただけという
途轍もなく「醜悪」な構図に帰結してしまうのです。

(くだん)の通りジョジョを例にして説明しますと、
3部の最終局面でポルナレフがDIOサマに再び
自分に仕えるようにと誘われるシーンがありますが、
この時DIOサマが彼を誘う「理由」は知っての通り、
「人は皆 「安心」 するために生きる。
このDIOに仕えればスベテの不安や恐怖から解放され
永遠に「安心」を手にする事が出来る」
それに対するポルナレフの返答もご存じの通り
「貴様に屈する事は「負け犬」として生き続けるのと同じ事だ!
死よりも恐ろしい、貴様の要求の為だけに生きる人生など!」
ここでポルナレフが
「お前の言う事など知らない、知りたいとも思わない」
とか言ってドヤ顔で真正面から突っ込んで行ったらどうでしょう?
ただザ・ワールドにブチ抜かれて犬死にする以前に、
「ストーリー的」に全部「台無し」になってしまうのです。
一理も二理もある(善悪を抜きにすれば)DIOサマの「誘惑」を
彼は自分の「信念」と「正義」によって跳ねつけるから「良い」のであり、
ソレがこの場面を3部屈指の「名シーン」として足らしめているのであり、
コレがジョジョに於ける『精神戦』なのです。
『精神戦』とは相手を策でハメたり
裏をかいて不意を打つだけのモノではありません、
(ジョジョでは)敵には敵の「正義」や「信念」があって、
その強い感情、譲れない想い同士のブツかり合い(激突)なのです。
5部を例に出しましょう。
ブチャラティがボスを「裏切り」波止場で仲間と「決別」する
シーンがありますが
「どうしてそんな血迷った事をした!?」と迫る仲間に
「知らない、知りたいとも思わない、ただムカついたから」
とか抜かしたら、あの3人は疎かジョルノにすら愛想を尽かされるでしょう。
『(孤独な)自分の娘を自分の所為で散々危険に晒し、
その事に微塵の罪悪感も抱かず(どっかの○○に似てるな・・・・('A`))
オレ達を利用して護衛させていたのは実は「殺す」ためだった』
だからブチャラティはキレたのであり、
ボスの考え、ギャングの掟、受けた恩義、
ソレら全て「理
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