エピローグ(幻燐陣営)
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”ゼムリア六大聖女”の一人――――”癒しの聖女”として称えられる事となる。また、禁じられた恋と自覚しながらもリウイに恋心を持ち続けていたティアは、義母セシルに背中を押されて父リウイに告白し、自分の想いを受け入れてくれたリウイと結ばれた。後に双子の女児を出産し、双子の女児は母や祖母と同じように後に”聖女”として称えられ、多くの人々に慕われる事となる………………
<槍の聖女> リアンヌ・ルーハンス・サンドロット
”メンフィルの守護神復活”の報はメンフィル帝国の民達の誰もが熱狂するほど喜ばれ、メンフィル帝国の皇族を含めた多くの人々から受けいれられたリアンヌはリウイとイリーナの近衛軍団団長として、二人を守り続けた。なお、シルフィアの生まれ変わりであるリアンヌをマーズテリア教は否定し、撤回するように求めたがメンフィル帝国は一切取り合わなかった。そして”ゼムリアの敵クロイス家の騒乱”から20年後、一向に自分達の要望に応えないメンフィル帝国に怒りに震えた教皇キネリウスV世を含めた闇勢力の排除を叫ぶ過激派は各地に散っていた騎士達を集結させ、修行の末”軍神マーズテリア”から神核を授かって”神格者”へと到ったロカ・ルースコートを中心とした闇勢力との共存を謳う一派の制止の声を無視し、光勢力の神殿や国々をも巻き込んでメンフィル帝国に大規模な戦争を仕掛けた。しかし元々光陣営の勢力からも敬遠されていた事に加え、圧倒的な国力やリアンヌを含めた多くの優秀な武将達に加えてゼムリア大陸の技術、かつてのメルキア帝国の魔導技術を吸収し、ユイドラ王国やクロスベル帝国による支援も受けているメンフィル帝国軍、そしてメンフィル帝国に味方して連携した闇陣営の勢力の国々や神殿の連合軍に加え、ロカ率いる穏健派のマーズテリア軍や”神殺し”セリカ・シルフィルとその使徒達、そして光勢力の国でありながらも闇陣営の勢力との共存を謳う一派の軍団による加勢や傍観の姿勢であったレウィニア神権国も”水の巫女”の意志によって途中から参戦を表明、”レウィニアの白き薔薇”レヴィア将軍と”レウィニアの赤き盾”レクシュミ将軍率いるレウィニア神権国軍がメンフィル帝国を中心とした連合軍に加勢した。初戦から連合を組んだ光陣営の勢力とも連携が取れず敗戦が続き、その結果マーズテリア教の軍団と連合を組んでいた光陣営の神殿や国々も次々と撤退し、更には味方であったはずの”風の女神(リィ・バルナシア)”教は天使モナルカがかつてカルッシャ王族であったエクリアやイリーナと縁があった事を理由にして、早期に撤退してメンフィル帝国と和解、更には天使モナルカをメンフィル帝国へ親善大使として派遣し、”風の女神(リィ・バルナシア)”教が抱える軍団はメンフィル帝国を中心とした連合軍に加勢し、マーズテリア教の軍団に刃を向けた。その結果マーズテリ
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