最終話〜それぞれの未来へ〜
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…………」
その様子をレアは涙を流して見つめ、フィーナは目を伏せて黙り込んでいた。
「―――そうだ。旅の途中でエイドスにピッタリの物が手に入ったからあげるよ。」
そしてエイドスから離れたアドルは懐からペンダントになっている”星杯”が描かれたロケットを取り出してエイドスの首にかけ
「わあ………本当に貰っていいのですか!?」
ペンダントをかけられたエイドスは嬉しそうな表情をした後ペンダントを持ち上げて尋ね
「ああ。」
「ありがとうございます!このペンダント、一生大切にしますね!」
アドルの答えを聞いて嬉しそうな表情で頷いた。
「え………それってケビンさん達……ううん、七耀教会の神父さんやシスターさん達が持っているペンダント………」
一方その様子を見ていたミントは驚きの表情をして呟いた。
「……言っておくけどこれは正真正銘、僕の時代の冒険の間で手に入れたペンダントだよ。――――行こう、ミント。」
「………うん。それじゃあフィーナさん、さようなら!」
「お元気で!」
「さよならなの!」
「……どうかお幸せに。」
「はい。皆さんもお元気で。」
そしてアドルはミント達と共にフィーナの時代から去って行った。
〜某大陸〜
「それじゃあアドルさん、エレナさん!お元気で!!」
「また会えて本当に嬉しかったです!」
「冒険、頑張ってなの!」
「フフ、それじゃあね。」
フィーナの時代より遥か昔、アドル達の時代にナユタ達と共に来たミントはナユタ達と共にアドルとエレナを見つめて別れの言葉を告げ
「ああ。そちらこそお元気で!」
「皆さんもお幸せに!」
アドルとエレナもそれぞれ頷いて別れの言葉を告げ、ミント達はアドル達の時代から去って行った。
「それじゃあアドルさん、私達も行きましょうか。そろそろドギも狩りから戻ってきている頃でしょうし。」
「ああ。」
そしてアドルとエレナもその場から去って行った。
〜残され島〜
「フウ……ようやく帰ってこられたね。」
「色々あったけど……未来での日々はとっても楽しい日々だったの!」
「フフ、そうね。しかもこんなにもたくさんのお土産も持って帰る事もできたしね。」
ミントと共に自分達の時代に戻ってきたナユタは周囲を見回して安堵の溜息を吐き、ノイとクレハは微笑んでいた。
「みしし。」
するとその時謎の生物が謎の鳴き声を鳴いてナユタ達を見つめ
「あ………」
「”みっしぃ”なの!」
「フフ、もしかして私達を迎えに来てくれたのかしら?」
「アハハ………本当にいたんだ………」
謎の生物――――”
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