第194話
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…」
疲れた表情で呟いた後笑顔になったセシルの言葉を聞いた二人のロイドは呆れ
「未来ではあたし達、どうなっているんだろうね♪」
「フフ、それは未来の楽しみですよ。」
「ええ………未来は自分達で紡いで行く物なのですから。」
口元に笑みを浮かべて言ったシャマーラの言葉を聞いたセティとエリナはそれぞれ静かな笑みを浮かべて答え
「全く……せめて未来ではどのような犯罪が起きるのか教えて貰えれば未然に防ぐ事ができるのだがな。」
「アハハ……気持ちはわかりますけど、さすがにそれは不味いですよ………」
溜息を吐いて呟いたダドリーの言葉を聞いたノエルは苦笑し
「――――次は貴女がロイド達を助ける番だよ。」
「うん!キーア、その時が来たら一杯一杯ガンバってロイド達を助けるね……!」
未来の自分に両手を握られ、優しげな微笑みを浮かべて見つめられたキーアは力強く頷いて決意の表情で未来の自分の両手を握り返して未来の自分を見つめた。そして未来のロイド達やサティアは未来のミントの傍に移動し
「それじゃあ、さようなら!」
未来のミントは”エターナルソード”で異空間を切り裂いた後、サティアと未来のロイド達と共に空間の中へと入り、元の時代へと戻って行った!
「それじゃあ過去の時代の人達はみんな、ミントが元の時代に送るね。」
未来のミント達が消えるとミントはナユタ達を見回し
「はい、お願いします。――――皆さん、またこうして会えて共に協力し合えた事………とても嬉しかったです!」
「私も凄く嬉しかったの!」
「………とても楽しい日々を過ごせたわ。ありがとう。」
ミントの言葉に頷いたナユタはノイとクレハと共にロイド達を見回して言った。
「ナユタ君達の事は教会では”始祖”扱いされて、遥か昔に起こったオレ達が住む”星”の存亡を賭けた戦いや物語も未来永劫語り継がれる事になっているから期待しときな!」
「アハハ………そう言われても実感がわかないなあ……………」
「フフ…………まさか”ミトスの民”の事が遥か未来で語り継がれる事になるなんて想像もしていなかったわ。」
ケビンの話を聞いたナユタは苦笑し、クレハは微笑み
「私を忘れたらダメなの!私はナユタの”最高のパートナー”でクレハ様にお仕えしている身なんだから!」
「……勿論ノイさんの事も語り継がれる事になりますのでご安心下さい。」
真剣な表情で言ったノイの言葉にリースは静かな笑みを浮かべて答えた。
「当然君達の事も語り継がれる事になるから期待してもらっていいよ?特に貴方が書いた冒険日誌は今後日曜学校で教会が子供達に読み聞かせる話になる事が決定したし。」
「……”赤髪の冒険家の冒険日誌”は神話
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