外伝〜それでも僕は〜
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た。
「だったらそれが俺達にとっての”真実”だ。そしてその”真実”がある限り……この先、どんな困難が迫ろうと俺達は決して負けはしない。だからキーア……一人で全部背負う必要はないんだ。それは、キーアを含めて俺達全員で頑張ればいいんだから。それが”仲間”で………”家族”っていうものだろう?」
「ロイ……ド………ロイド………ロイドおおぉっ………!」
ロイドの微笑みを見たキーアは呆けた後涙を流して泣いた。するとキーアの姿は”零の御子”から元の子供の姿へと戻り
「……ぅぅっ………ぁぁああっ………!わぁぁぁぁぁぁぁっ………!」
元の姿に戻ったキーアはロイドに抱き付いて大声で泣き
「……キーア……………はは……相変わらずいいタックルだ。」
ロイドは優しげな微笑みを浮かべてキーアの頭を撫でた。するとロイド達の足元の地面に罅が入り、罅からは光がさした。
「―――さあ、帰ろう。みんなが俺達を待っている。このまま抱っこするからちゃんと掴まっているんだぞ?」
「うん……うんっ………!」
そしてロイドはキーアを抱き上げて光に包まれた世界から走り去った………!
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