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魔法少女リリカルなのは innocent 〜海鳴に住む鬼〜
鬼、結成する
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を挙げた
「どうした?」
「僕の友達に一人、ブレイブデュエルをやってる子がいて……その子のアバターのタイプが確か"クレリック"だったはずなんですけど……」
「クレリック……ちょうど回復と支援特化のアバターだな、その子をチームに誘うのか?」
「はい……たぶん大丈夫だと思います。あの子、こういうの大好きなんで……」
「それじゃ……明日にでも、その子をふまえて全員で今後の方針とか考えるか……」
「そうですね……それでは、明日の放課後にまたこの場所でで落ち合いましょうか……桜馬も賢斗さんもそれでよろしいですか?」
「……うん」
「問題ないよ」
四人で明日の予定を決め、今日はこれで解散することになった。
〜赤子庵〜
今朝と同じ通学路を通って家に着いた。道中、中島家とスカリエッティ家の前を通ったが今朝とはまた違った賑やかさが漂っていた。裏口の玄関から家に入る
「ただいま〜」
「おかえりなさい幹太、早速で悪いんだけど…着替えて店の手伝いお願い」
「あいよ〜」
自分の部屋に鞄を投げ、いつも通りに店の名前が入ったエプロンを服の上から着て、一階に向かう
「……ウワォ」
店の中には学校帰りの小中学生たちで溢れていた。順番待ちの子供たちは皆、水羊羹やかき氷を食べながら順番を待っている
「正月とかお盆のとき並の混み様だな……」
目の前の人の群れに少し呆気にとられてしまった
「幹太…お父さんの方はいいから、あずきちゃんの方を手伝ってあげて」
「あいよ〜」
俺は早速、あずきの元へと向かった……
「うわー!耳ながーい!」
「尻尾モフモフだ!」
「はわわわわわ……」
見事に小学生のおもちゃにされている……此では仕事にならない。取り合えずあずきを助けた俺は、出来上がった菓子をお客に配ったり、会計を済ませたりしていた。途中、小さい女の子に何度か泣かれそうになったが、なんともなかった。そして、二時間程経過すると先程よりも客入りが落ち着いて来た。そんな時……
「オーイ、水羊羹とっといてくれたか?」
中島さんが店にやって来た
「いらっしゃいませ。水羊羹ならちゃんと残しておきましたよ」
「おう、いつも悪いな……にしても、すげぇ人だな」
中島さんが店内の子供たちを見て唖然とする
「さっきまでもっと沢山居たんですよ……」
「ほぉ〜〜、最近のゲームの影響力ってのは恐ろしいな……」
「そうですね……あ、これ……水羊羹です。8個入りと6個入り……合わせて14個で1960円になります」
「おう、どうも……それと醤油煎餅も幾つか買ってくか……」
「ありがとうございます」
中島さんは1
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