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魔法少女リリカルなのは innocent 〜海鳴に住む鬼〜
鬼、結成する
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「おう、短い高校生活……満喫してこい」

中島さんと別れて、学校の門を潜る。ここは"私立明星高校"、中高一貫の私立高校だ。この学校の特色は高等部になると幾つもの専門学科があり。生徒はその中から1つだけ入る学科を選べる。学科は"スポーツ科、料理科、進学科、デザイン科、音楽科、機械科、電子情報科"など沢山の学科が存在する。ちなみに俺の入っているのは料理科だ。また、校風も変わっており……高等部からは私服での登校が許される。でもまぁ……殆どの生徒は面倒くさがって制服で来る。制服で来ないのはデザイン科の連中か、ジャージで来るスポーツ科の連中くらいだ。あと俺も私服で来てる……目立つけどまぁ……気にする程じゃない

「オース、くるみんおはよう」

「幹ちゃんおはよう、今日も人相悪いね〜」

下駄箱の所でクラスメイトに会った

「だから……その呼び方やめろって……」

先程の呼び方は俺の愛称のようなもので、くるみんだの幹ちゃんなどと呼んでくる。愛称があるのはいいことなのだろうが、個人的にはその呼び方はやめていただきたい

「……ん?」

俺の下駄箱の中に何かが入っている……

「……手紙?」

これは……俗に言うラブレターと言うものか……

「いやいやいやいやいや……ないない」

身に覚えが微塵もない、そもそも俺は男子と話すことはあっても女子と話はしない

「えーと、今日の放課後に中庭のベンチで待ってる……か」

まぁ……行ってみれば分かるだろ







〜明星高校 中庭〜

「…………」

さて……放課後になって中庭に来た俺は只今、絶賛驚愕中だ…………原因は俺の前にいる三人の男女……

「お前ら…………ここの生徒だったのか……」

目の前にいる三人……俺が昨日一緒にデュエルをした……賢斗、桜馬、宗輝の三人だった

「はい、私達三人…全員ここの中等部に在学しています。三人とも三年生です」

「じゃあ……あの手紙は?」

「あれは僕が……実は幹太さんのことは、名前は知らなくても。この学校にいることは知ってたんです」

まぁこんな格好してたら普通分かるか……

「それで?わざわざ呼び出して何の様だ?」

「はい……幹太さん、もしよろしければ私達と一緒にチームを組みませんか?」

「…………すまん、話が見えない。順を追って説明してくれ」

宗輝の言葉がいまいち理解できなかった俺は詳しく説明する様に言った

「解りました。実は、私と桜馬はあの勝負に負けた後……賢斗さんに会いに行ったんです」

「実際に会って、謝りたかったからのぉ……同じ学校なのは知っとったから。担任に頼んで住所を教えて貰ったんじゃ……」

「それで……二人が家にわざわざ謝
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