第190話
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ク・オンケイムによって吸い込まれたアリサを見たエマは血相を変えて叫び
「ア、アリサが食べられた〜!?」
ミリアムは混乱した。
「落ち着きなさい!あの様子だと生きているから、攻撃を叩き込んで吐き出させるわよ!そこっ!!」
一方サラは敵の身体の中で混乱しているアリサの様子を見て真剣な表情で声を上げた後銃撃を敵の身体に叩き込み、リィン達もサラに続くように次々と攻撃を敵の身体に叩き込んだ。すると敵は暴れた後、口の部分からアリサを吐き出した!
「な――――キャアアアアアアッ!?」
敵の口から吐き出されたアリサは驚いた後自分が落下する事に気付いて悲鳴を上げ
「―――――!!」
敵は巨腕を振り上げてアリサ目掛けて振るった!
「っ……!間に合え……!」
「キャッ!?」
その様子を見たリィンは自らの身に眠る力を解放し、銀髪と紅の瞳の状態になった後目にも見えぬスピードで落下して来たアリサを突き飛ばし
「グアッ!?」
「兄様!?」
敵が振るった巨腕をその身に受けて吹っ飛ばされ、その様子を見たエリゼは血相を変えた。
「いたた………え――――」
一方突き飛ばされたアリサは身体の痛みに顔を顰めながら立ち上がった後、背中を斬り裂かれ、大量の血を流しているリィンに気付いて呆け
「兄様、今は動かないでください!傷が開きます!―――癒しの息吹!!」
「気をしっかり持っててください!セレネスブレス!!」
「グッ………!」
呻きながらも何とか立ち上がろうとしているリィンの傷を治療する為にエリゼとエマはそれぞれ魔術やクラフトでリィンの傷を回復していた。
「なっ!?まさか私を庇ったせいで………!―――私も手伝うわ!」
その様子を見たアリサはすぐに状況を察した後血相を変えてリィン達にかけよろうとしたが
「アリサ!彼の事はあの二人に任せて今は戦闘に集中しなさい!こっちは3人抜けたせいで攻撃の手が足りないのよ!」
「っ!わかりました……!」
敵の頭に向かって銃で牽制攻撃をするサラに忠告されて目を見開いた後、唇を噛みしめて敵を睨み
「さっきはよくもやってくれたわね……!―――ファイアッ!!」
業火を宿らせた矢を敵の頭に命中させた!
「そこだっ!ブレイクショット!!」
するとアリサのオーブメントと光の線を結んでいるマキアスのオーブメントが反応し、マキアスが散弾銃から徹甲弾を撃って追撃し
「せーの……!リミットサイクロン!!」
「耐えられるかしら?――――紫電!!」
「参る――――洸閃剣!!」
マキアスに続くようにフィーとサラ、ヴィクターは電光石火の速さで敵の身体に攻撃を叩き込み
「潰れろ〜
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