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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
第189話
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そう簡単にはやられませんか……!」

敵の様子を見たリタは唇を噛みしめ

「――諦めるな!攻撃は効いている!」

「うむ!反撃させる暇もなく次々と攻撃を叩き込んでやれぃっ!!」

セリカとハイシェラは仲間を鼓舞した。そしてセリカ達は再び敵との激しい攻防を再開した。



「アアアアアアアアアアアアア――――――――――――――ッ!!」

セリカ達との戦いの最中、敵は戦場全体に轟かすほどの叫びをした後莫大なエネルギーを一か所に溜め始めた!

「!!セリカ!」

敵の行動を見たサティアは血相を変えてセリカに視線を向け

「ああ!”使徒”達よ!俺達に力を!」

セリカは頷いた後サティアと共に仲間達の前に出て互いの剣を合わせて叫んだ。

「はい!みんな、セリカ様とサティア様に祈りを!」

「ええっ!」

「はい!」

「はいです〜!」

「うむ!」

「わかったわ!」

そしてエクリア達――――セリカの”使徒”全員はその場で祈りを奉げた。するとセリカとサティアに膨大な神気や魔力が溜まり始めた!

「アアアアアアアアアアアアア―――――ッ!!」

するとその時莫大な瘴気を溜め終えた敵は全てを”無”に帰するエネルギー砲――――エンドレスバニッシュを解き放ち

「「ハァァァァァァァ………!!」」

莫大な神気と魔力をその身に纏わせたセリカとサティアはそれぞれの剣でエネルギーを受け止めた!

「俺達の”使徒”や仲間達は誰一人やらせん!」

「それが私達が唯一出来る事!」

エネルギーを受け止めているセリカとサティアは決意の表情で叫んで受け止めているエネルギーと一進一退の攻防を続けていた!

「主、サティア様!私達も手伝います!――――行け、”ウルの聖槍”!!」

「来て……!黒ゼレフの電撃………!!」

「そこだの!レイ=ルーン!!

するとその時リタが一本の光の柱を、ナベリウスは黒き雷を、ハイシェラは極太の純粋エネルギー放ってセリカ達が受け止めているエネルギーに命中させ

「クー――――――――――ッ!!」

「グルルルルッ!!」

クーとケルベロスも続くようにそれぞれのブレスを放ってエネルギーに命中させ

「荒ぶる神の雷よ、我が神槍に宿れ!―――行けっ!!」

シュベルトライテは神槍に莫大な雷エネルギーを纏わせた後神槍を振るって雷エネルギーをセリカ達が受け止めているエネルギーに命中させた!するとリタ達の援護により敵が放ち続けているエネルギーの威力は弱くなり

「オォォォォォォォォォ………!!」

「ハァァァァァァァ………!!」

その隙を見逃さないかのようにセリカとサティアは剣にさらに力を込めて受け止めているエネルギーを真っ
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