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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
第188話
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敵に命中させてダメージを与えた。

「――――!!」

3人の攻撃を受けた敵は再びクラフト―――魔蒼弓ナグ・ルブを放った。するとその時

「―――月の鏡よ、我らの盾となれ!クレセントミラー!!」

エイドスが無詠唱でアーツを発動して自分やケビン達に銀色に輝く結界を付与した。そして魔蒼弓ナグ・ルブによる竜巻が戦場で発生したその時銀色の結界はケビン達を守るかのように竜巻の攻撃を防ぎ、さらに敵に攻撃を跳ね返した!

「!?」

攻撃を跳ね返された敵は怯み

「もう……終わりにしたる。ハァァァァァァァ………!滅!!」

怯んだ敵を見たケビンはクラフト―――デスパニッシャーで攻撃を加え

「行くわよ―――乱舞!!」

カーリアンは敵に近づいて双剣による広範囲攻撃を敵の身体に叩き込み

「光の炎よ、邪悪なる者達に裁きを!槌の光焔!!」

「金耀よ、邪悪なる者達に裁きの光を!アルテアカノン!!」

リースとエイドスはそれぞれ魔術やアーツによる遠距離攻撃を敵に命中させた。―――”影の国”での決戦の時と比べると明らかに人数が少ないケビン達だったが、”空の女神”であるエイドスがいる事……そしてケビン達自身も成長している事によって、ケビン達は敵と互角以上の攻防を続けていた。



「いい加減に倒れなさい!祓砕斬・十臥!!」

「―――神技!セプトブラスト!!」

「―――――――――――――!!」

戦闘の最中、カーリアンとエイドスがそれぞれの奥義を敵に叩き込むと敵は暴れ出し

「―――――――――――――!」

全身に莫大なエネルギーを溜め始めた!

「!?この”気”はまさか……!」

「チッ、”アレ”を撃てる余力がまだ残ってたか……!―――リース!!」

敵が溜め始めているエネルギーを見たリースは血相を変え、ケビンは舌打ちをした後リースに呼びかけた。

「わかっている!―――お二人とも下がって下さい!次の一撃で必ず決めます!」

「「!!」」

そしてリースの警告を聞いたカーリアンとエイドスは敵から距離を取って敵の行動を警戒していた。

「「『我が深淵にて煌く蒼の刻印よ……………』」」

一方ケビンはボウガンを敵に向け、リースと共に互いの身体を合わせ、背中に蒼き”聖痕”を顕して詠唱を開始した。

「「『天に上りて煉獄を照らす光の柱と化せ………』」」

「―――――――――――――――――――!!」

二人が詠唱の最中敵はSクラフト――――”聖痕砲メギデルス”を放った!

「チッ!――――奥義!桜花乱舞!!」

空より襲い掛かる莫大なエネルギーを見たカーリアンは舌打ちをした後膨大な闘気を込めた衝撃波を放ったが、エネルギーは衝撃波を呑みこんでスピード
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