第187話
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吠え
「……………………」
クラフト―――神槍イナンナ、蛇突アグオブによる連携攻撃を次々と放ち始めた!
「ととっ!?」
「くっ……!?」
「前の時以上に攻撃が激しいよ〜!?」
苛烈になった敵の攻撃をエステル達は必死に回避し
「グオオオオオッ!!」
「ハイロウスピン!!」
「電撃剣!!」
空中にいるカファルー、フェミリンス、ニルは降り注ぐ槍の雨を掻い潜りながら敵に攻撃を加え始め
「クーッ!!」
竜の鱗によって固い装甲をその身に纏うクーは敵の攻撃を受けても怯まず、鋭い牙で敵のコアらしき部分を攻撃した!
「――――――――――――!!??」
するとクーの鋭い牙によってコア部分を攻撃された敵は攻撃の手を止めて悲鳴を上げるかのように暴れ始めた!
「ナイスよ、クーちゃん!!朱雀!衝撃波!!」
「ハァァァァ………!沙綾!紅燐剣!!」
(フンッ!!)
「えいっ!!」
「審判の轟雷!!」
その隙を逃さないかのようにエステル、ヨシュア、サエラブ、テトリ、パズモは次々と攻撃を怒涛に叩き込み
「ハァァァァァァァ………グオオオオオオオオオオ――――ッ!!」
ミントはその場で集中した後竜化し
「凄いの、行くよ〜!…………………」
口に莫大なエネルギーを溜め始めた!
「――――――――――――!!」
一方エステルの攻撃を受け続けた敵は両手を構えて莫大なエネルギーを溜め始め
「―――結界を展開します!全員、私の傍を離れてはなりません!」
敵の行動を見たフェミリンスは地上に降り立って自分を中心としたドーム型の結界を展開し、エステル達はフェミリンスの傍で次の攻撃の準備をしていた。
「――――――――――――!!」
そして莫大なエネルギーを溜め終えた敵はSクラフト―――爆輝アダンテを放った!すると周囲は大爆発の連鎖を起こしながらフェミリンスが展開する結界にぶつかった!
「………!」
「フェ、フェミリンス……!?」
「ぴえっ!?フェミリンスさんが汗をかいているなんて……!」
「以前とは比べものにならないくらい、力が上がっている……!」
汗をかいてわずかに表情を歪めているフェミリンスの様子を見たエステルは驚き、テトリは信じられない表情をし、ヨシュアは真剣な表情で呟き
「――――なるほど。”至宝”の力によって強化されているだけあって、それなりに威力もあるようですが…………だからと言って”姫神”の力を舐めてもらっては困りますわ!今の私には守るべき大切な人達――――エステル達がいるのですから!絶対に防ぎますから、心配無用ですわ!」
フェミリンスは静かに呟いた後決意の表情で声を上げ
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