第186話
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〜最果ての道・異空間2〜
「先手必勝です!クロス!ブレイド!!」
敵――――”碧き魔王”ゼロ・ダームとの戦闘をアドル達と共に開始したエレナは剣を振るって十字の衝撃波を発生させて敵の身体にぶつけた。しかし敵は無傷だった。
「なっ!?」
無傷の様子の敵を見たエレナは驚き
「―――コアを狙って下さい!そこがダームの弱点です!」
驚いているエレナにフィーナは助言し
「イースよ……僕に力を!鳳凰!天翔駆!!」
フィーナの助言を聞いたアドルは剣に溜めた闘気を不死鳥の姿へと変えて解き放った!不死鳥の姿をした闘気は敵のコア部分目掛けて襲ったが
「……………」
敵は上空から魔力による光の槍の雨を降り注がせて不死鳥を消すと共にアドル達を攻撃した!
「クッ……!」
攻撃を見たアドルは回避に専念し
「フッ!」
エレナもクラフト――――ファントムダッシュで回避に専念していたが
「うわっ!?」
「キャッ!?」
なんと敵は足元から魔力による黒き触手を発生させて、触手で地面にいる2人を攻撃させていた。
「不浄なる者達に天の裁きを!!」
その時空中に退避していたフィーナが地上に光の爆発を起こして触手を薙ぎ払うと共に敵に攻撃した。
「…………………」
すると敵は片腕に持つ巨大な槍から無数の魔力弾をフィーナ目掛けて解き放ち、さらにコア部分が地上に降りて来て地上にいるアドルとエレナ目掛けて魔力によるレーザーを放ち始め
「っ……!」
敵の攻撃を見たフィーナは大空を駆けながら自分に襲い掛かる魔力弾を回避し
「あれがコアだ、エレナ!コアがむき出しになっている間にたたみかけるぞ!」
「はい!」
アドルは自分達に襲い掛かるレーザーを回避しながらコアに近づき始め
「―――オーラストライク!!」
エレナは前方に障壁を発生させてレーザーを防ぎながらコアに近づいた。
「爆ぜよっ!!」
そしてエレナは障壁を爆散させてコアにダメージを与え
「ハァァァァァァァ………!」
アドルは連続突きによる怒涛の攻撃――――ブレードラッシュをコアに叩き込んだ!
「……………」
コアを攻撃された敵はコアを自分の身体に隠して上空から無数の魔力弾や槍を降り注がせてアドル達に反撃した!
「っつ!?」
「うっ!?」
敵の攻撃を見て回避行動に移っていた二人だったが全ての攻撃は回避しきれず、槍はそれぞれの身体や腕をかすり、魔力弾は身体に当たった瞬間小規模な爆発を起こして二人の傷を増やしていた。
「―――ヒール!!」
その時フィーナの治癒魔術が傷ついた二人の傷を回復し
「……………」
敵は再び
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