第185話
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その瞬間、ナユタは電光石火の速さで次々と技を両腕についているコア部分に命中させた。すると敵の腕の動きが止まり
「今だ!」
ナユタは跳躍して敵の片腕に乗ってノイと共に敵の頭部分にある足場に向かった。二人の様子を見た敵は4本の腕の内、まだ無事な2本の腕を振るって2人を地面に叩き落とそうとしたが
「させないわよ!エリスレット!力を貸して!エンドオブワールド!!」
クレハが召喚した氷の女王の息吹によって2本の腕は凍結して動かなくなり、その隙にナユタとノイは足場に到着した。
「よし!行くよ、ノイ!」
「うん!」
足場に到着した二人は敵の頭部分に向かって突撃した。すると敵は額の部分から次々とレーザーを放ち
「グッ!?前より攻撃が激しいな……!」
レーザーを必死に回避していたが、身体にかすり、その際の痛みにナユタは呻いた。
「ナユタ、今守るの!ギアシールド!!」
その時ノイがナユタの前に出て絶対防壁の結界を展開してレーザーを防ぎ、ナユタはノイと共に前に進もうとしたが
「っ……!やっぱり威力も前より上がっているから、結界があまり持たないの……!」
攻撃の激しさによって結界の威力は弱まり、必死に維持していたノイは表情を歪めた。
「ノイ、無理はしないで僕の後ろに!多少の被弾は覚悟の上だよ!」
「まだ、大丈夫なの……!」
そしてナユタとノイが敵の攻撃の激しさに攻めあぐねていたその時
「冬の風よ……全てを凍てつかせ!ホワイトノヴァ!!」
クレハのアーツが発動し、敵は凍り付いたかのように動きを止め、その際に攻撃の手も止んだ!
「ありがとう、クレハ!ノイ、一気に決めるよ!」
「わかっているの!ギアバスター!フルールエッジ!クリスタルランス!キーファーボム!!」
「剣技――――カマイタチ!!燕返し!旋回斬り!流星撃!ヤァァァァァァァ………!」
敵の動きが止まるとナユタとノイは次々と頭に攻撃の手を休める事なく、連続で攻撃し続け
「アルゴール!力を貸して!ラグナドリオン!!」
クレハは上空から膨大な風と雷が宿る巨大な槍を召喚して敵に命中させて嵐を起こした。大ダメージを受けた敵は頭を足場に思い切りぶつけて足場を破壊し、ナユタは落ちて行く足場から足場へと跳躍しながらノイと共にクレハの傍に着地し、敵はひっくり返って4本足で地面に立ってナユタ達を睨んでいた。
「…………………」
4本足の状態で地面に立った敵は上空から無数の魔力弾を降り注がせ、尻尾から発したレーザーで辺り一帯を薙ぎ払った!
「っ………!」
「痛いなのっ!?」
攻撃の激しさにナユタとノイはそれぞれ必死で回避し続けていたが、全ては回避できず、それぞ
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