機動戦艦ナデシコ
1442話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
。
で、エルモもランカの兄だという事もあって拒否出来なかった、と。
いや、拒否すらしていないか? 腕利きの護衛は何人いてもいいんだから。
一応こちらでも護衛を用意しているとは通達済ではあるが、それでもエルモにとって見知った護衛が多ければ多い程いいといったところか。
……アルトとしては、恋人とのデートに保護者同伴といった感じになるが。
その辺はアルトも悲惨だな。
「アクセル君、よろしくお願いします!」
勢いよくペコリと頭を下げるランカの様子は、とてもではないがマクロス世界のトップミュージシャンには見えない。
シェリルに変わってマクロス世界のトップミュージシャンの座についてから数年。それでも性格が全く変わらないのは、ある意味凄いな。
普通なら多少なりとも今の立場に慣れて、性格が変わってもよさそうなものだが。
……アルトのおかげか。
「ああ、シェリルも地球の方で待ってるから、そっちに行けばもっと詳しい話を聞かせて貰える筈だ。……ああ、それでこっちが今回のライブにSEED世界から参加する、ラクス・クラインとミーア・キャンベルだ」
その言葉に、3人がそれぞれ頭を下げて挨拶と自己紹介を始める。
意外な事に……もしくは予想通りと言うべきか、3人共それなりに相性はいいらしい。
まぁ、3人ともどこか1歩引いたような性格をしてるしな。
ラクスも、いざって時はともかく、普段は半ば天然だし。
視線を逸らすと、護衛は護衛同士でそれなりに仲良くやっているように見える。
キラとアスラン、アルトとオズマ。……このメンバーだとやっぱりオズマが主導権を握っていてもおかしくはないな。
エルモは何故かルナマリアやメイリンと話をしている。
そのまま10分程話をし……
「さて、じゃあそろそろ地球に向かうぞ」
そう告げるのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ