暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦艦ナデシコ
1442話
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
……転移フィールドが消えた後、そこにいたのはラクス、キラ、カガリ、アスランの4人組だった。

「あらあら、ここが火星ですの? 随分と私達の世界の火星とは違うんですのね」
「テヤンデイ!」

 ラクスの言葉に、ピンク色のハロが叫ぶ。
 ……うん、そう言えばハロもいたな。しかも何故かラクスの持っているハロって、ハッキングして鍵とかを開けてしまうだけの能力を持っているんだよな。
 勿論どんな鍵でもって訳じゃないが……少なくても原作では連合軍の最新鋭艦アークエンジェルの部屋の電子キーを解除していたのだから、その能力はかなり高いと言ってもいいだろう。
 にしても……フレイはいないのか?
 いつもであれば、この4人にフレイが合流して5人で行動してるんだが。
 その4人も少し離れた場所にいる俺達に気が付いたのか、笑みを浮かべて近づいてくる。……カガリが大人しく笑みを浮かべてるってのは違和感しかないんだが。
 まぁ、カガリも20代だ。キラも結婚してるんだし、その姉のカガリがいつまでもあの時のままでは、それは色々な意味で困るだろう。

「アクセルさん、お久しぶりです」

 最初に声を掛けてきたのは、キラ。手にはラクスの物だろう荷物が入っているスーツケースを持っており、空いてる方の手を振っている。……へぇ。この4人の中であればカガリがリーダーシップを持っていてもおかしくないんだが。もしくはアスラン。
 どちらかと言えば大人しいキラが最初に声を掛けてくるとは……

「良く来てくれた。……と言いたいところなんだけどな。そっちの2人は?」

 カガリとアスランに視線を向けて尋ねる俺の言葉に、何かを誤魔化すかのようにキラが笑みを浮かべる。

「あ、あははは。その、カガリがどうしても一緒に行くんだって」
「何だよ、きちんとシェリルから許可は貰ってるぞ」

 俺の言葉に不満そうに告げるカガリ。まぁ、今回のライブの実質的な責任者であるシェリルが許可を出しているのならいい、のか?
 実際、この世界では特に危ない事はない。賊軍が危険かもしれないが、それだってこっちを何とか出来るかどうかと言われれば、答えは否だろう。
 ただまぁ、それでも何があるか分からない状況なのは事実な訳で。
 直接賊軍が攻めて来るのであれば問題はないのだが、テロの類に走られるとちょっとな。
 まぁ、だからこそこっちで活動する際には一週間前から量産型Wが警備としてライブ会場とその周辺に配置しているし、護衛としても付けるんだが。
 元々高い能力を持っていた量産型Wだったが、金ぴかの細胞を使っているおかげで、新型の量産型Wは非常に高い能力を持つようになった。
 ……幸い金ぴかの性格とかは特に影響しておらず、純粋に能力だけが増している状態だ。
 この辺はレモンの調整が上
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ