第181話
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ステルとミントは複雑そうな表情でケビンを見つめ
「人を”塩”にする……恐ろしい呪具ですね………」
「ええ………絶対に世には出してはいけませんし、創る事すら許さない行為ですね……」
「というか今ある分も壊して2度と使い物にならないようにした方が世の為だと思うよ……」
セティやエリナ、シャマーラは重々しい様子を纏って塩の山を見つめた。
「ロイド、イアン先生の治療は終わったわよ。」
「何とか一命は取り留めたよ。」
その時イアンの治療を終えたセシルとキーアがロイド達に近づき
「そうか……………――――後はキーアを助けるだけか………」
二人の答えを聞いたロイドは安堵の溜息を吐いた後、気を取り直して繭に視線を向けた。するとその時繭は大型の異形の姿になり、膨大な神気をさらけ出し始めた!
「……ぁ……………」
異形を見たエリィは厳しい表情で異形を睨み
「この”神気”は………!」
「馬鹿な………もはやエイドスと大差ない程の”神気”だぞ……!」
「――――気を付けて下さい!目の前の碧き存在はもはや”神”と同等の存在です……!」
フィーナは驚き、ツァイトとエマは厳しい表情で叫び
「………”虚ろなる神”……いえ、この大樹との関係を考えると”碧の虚神”と言った所ですか……まさかクロイス家がこれ程の”至宝”を創り上げるなんて……!」
エイドスは重々しい様子を纏って呟いた後厳しい表情で異形―――”碧のデミウルゴス”を見つめた。
「えええええええええええええっ!?女神様と同じ強さっ!?」
「そ、そんな………!神様と戦って勝てるの!?」
「”神”だなんて………そんな非常識すぎる相手に僕達人間が勝てるのか!?」
「アハハ………これはさすがに僕でも正直、逃げたいよ〜………」
一方エリオットは驚き、アリサとマキアスは不安そうな表情をし、ミリアムは苦笑した後大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「皆、弱気になるな!勝機は必ずある!絶対に諦めるな!」
ヴィクターは真剣な表情で叫び
「父上の言う通りだ!皆、構えろ!」
「何としてもここであの碧き存在を無力化するわよ!」
「フン、偽りの”神”が相手か。ゼムリア大陸の命運を賭ける決戦の相手として、相応しい相手だな……!」
「俺達も全力で協力します、エイドス!」
「空の女神や複数の神々が味方なのだから、わたし達の勝率も決して低くない……!」
ラウラやサラ、ユーシスとガイウス、そしてフィーも次々と武器を構えた。するとその時、碧の”デミウルゴス”は片手に膨大な神気を溜め始めた!
「!!周囲の空間の歪みを感知!気を付けて下さい!何か
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