暁 〜小説投稿サイト〜
ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)・ω・`)ノ
028「エルフ娘と、備中鍬」
[3/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
んだねー!わ、わかるよー!」」
「わ、吾輩達の身体じゃ、この道具は無理にゃー!」
『感謝どころか、恐怖されている件』
『そりゃ、上司が現場の事情を無視して、色んな事を押し付けているも同然の行為だからな。
現代社会でやったら、こんなの組織のブラック企業フラグだぞ……』
『現場のシステムを無視して、改革を押し付ける上司。
間違いない、妖精さんはブラック上司の素質があるな……』
この時、領民が素直に従ってくれる。
シルバーはそうやって楽観視した。
数日後、再び、エルフィンを連れて、畑へとやってきたシルバー。
領民達の手には金属製の備中鍬……はなく、木製の単純な鍬が握られていた。
「おいこらっ!?
俺が上げた備中鍬はどこにやった!?」
自動小銃を片手に握っている妖精の姿に、領民達は恐怖した、一匹の猫人が緊張しながら返事を返してくる。
「う、売りましたにゃー。高値で売れて大儲けですにゃー。
今年はこれで食っていけそうですにゃー」
「こら、正直に言っちゃダメだべ!殺されるべよ!」
「ご、ごめんなさいですだ!
売ったら金になると思って、売ってしまっただ!」
「許して欲しいのにゃー!」
『ここは暗黒大陸か!』
『ちょwwwww農業に使う道具を売るとかwww』
『上からやる改革は、大抵は成功しないぞ。人間は命令されたら反発する生き物だからな!』
シルバーとエルフィンは唖然とした。
特にエルフィンは、エルフ耳がピョコピョコ激しく動いて、興奮している。
(た、大変なのですっ!
このままじゃ、オジサン達が大量虐殺されちゃうのです!
ど、どうすれば良いのですか!?)
エルフ娘は隣にいる最高権力者が、どのように怒るのか恐れた。
村人が数十人単位で死ぬかと思われた。自動小銃AK47の殺戮能力があれば、この場にいる全員を1分以内に殺せるだろう。
だが、エルフィンの予想に反して、シルバーは落ち込んだ表情で――
「あ、うん、そうか……。
売ってしまったのか……」
『妖精さん、とりあえず、罰金をとった方がいいですぞ!』
『……公共の備品だからな……ナァナァで済ますと後が大変な事になりそうだ……』
「じゃ、お前ら罰金な。
後で、相場を調べて決めるから、ちゃんと金を用意しとけよ」
『全く躊躇がないだと!?』
「あ、悪魔にゃー!?恐ろしいお方ですにゃー!」
「や、やめるだ!トカゲどもみたいに殺されてしまうだっ!」
「ゆ、許して欲しいですだっ!べ、別に悪気があってやった事ではないですだ!」
顔がトカゲだったり、熊だったりする亜人達は、シルバーの要請を拒絶した。
そこに、黒いドレスを着た、銀髪ロリがやってくる。
シルバーの嫁のプラチナだ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ