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026「エルフ娘、妖精さんの秘書になる」
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wwww』
『先に殺そうとしたのは、リザードマンの方だから仕方ないお……』
(あ、圧倒的な戦闘力なのですっ……!
しかも、あの銃を何処かで見た事があるのですよっ……!
でも、銃って、完成されすぎて、どれも外見が似ているから、たぶん気のせいなのですっ……!)
エルフィンも、恐怖で手足がガクガク震えた。
これから、地球の国であったような恐怖政治が始まるのかと思うと、未来が真っ暗なように思えた。
さらに広場の外側から600体の骸骨がやってきた事で、群衆の恐怖は絶頂期に突入する。
プラチナは無邪気な笑顔で、骸骨を指差して――
「あ、そうだ!シルバー様が豚人間を倒した証拠ならありますよ!
ほら、見てください!
この新鮮な骸骨達っ!
三日前の死にたてのピチピチですよ!
皆、シルバー様に逆らった豚の末路です!」
『ちょwwww最初にそいつらを出せよwwwww』
『プラチナたんが、ドジっ娘だお……でも、可愛いから許せるお……』
『リザードマン達が死に損wwww恐怖政治するなら、骸骨を最初に出せwww』
『うむ……この演説は失敗なような気がするな……段取りが間違えすぎている……』
蠢き、無言で笑う骸骨達。
その姿を見て領民のほとんどは『逆らったら、お前らもこうなる』という暗黙の意思表示だと理解し、ひたすら拍手と賞賛の声を出して、支配者に媚を売る。
「さ、さすがシルバー様ですだぁぁぁぁ!!」
「オラ達、尊敬するですだぁぁぁぁ!!」
「にゃにゃにゃっー!凄い力ですにゃー」
皆、新しい支配者を見て、顔の筋肉が恐怖で引きつっている。
しかも、シルバーの10秒スピーチが終わった途端、プラチナがこんな事を言い始めた。
「今から拍手をしましょう!
拍手を一番最初にやめた人の家は……1年間、税金が2倍になりまーす!
もちろん、税を払えなかったら奴隷になって貰います!
はーい!シルバー様に拍手っー!」
『ひでぇwwww昔の西欧かwww』
『村八分政策だ!差別する対象を作る事で、統治しやすくなるアレだ!』
『プラチナたんのお腹が、真っ黒クロスケですぞ!妖精さん』
一人一人、パチパチッと拍手をし始める。
エルフ、ドワーフ、猫、犬、リザードマン……皆、違う外見だけど、共有する価値観を持っていた。
それは恐怖。逆らったら殺されるという感情を、皆が抱いていた。
領民の拍手は、一日中、その恐怖とともに、鳴り響く。
「「シルバー様万歳っー!」」
「「豚人間を討伐してありがとうございますー!」」
「あ、うん……わ、分かってくれたらそれで良いんだ……?」
『妖精さん、平等で公平で統治はよ』
『素人に、そんな不可能な政治力求めんなよwww』
『恐怖政治で正解だお……ナポレオンも
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