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026「エルフ娘、妖精さんの秘書になる」
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いな化物かもしれないぞ』

シルバーは、ゴブリンと殺し合いをした事がないから、弱いのか、強いのかさっぱり想像できなかった。
馬鹿にされたと判断したリザードマンが、腰の鞘から剣を抜く。剣の刃先はボロボロだった。

『剣が錆びとるやんwww』
『ちゃんと整備しろよwwwww』

「ホラ吹き妖精と、吸血姫は、ここでぶっ殺してやるっー!
お前らを倒せば、今日から、俺様が領主って事でいいよなぁー!」

「「へへへへ!俺達の時代が始まるぜぇ!」」
「「兄貴っー!やっちまぇー!」」
「「そんなチビなら、簡単に殺せるぜぇー!」」

笑顔を浮かべるリザードマンのケロスが、シルバーとの間合いを詰めて、迫ってきた。あと20mほど接近したらショタ妖精を斬り殺せる距離だ。

「死にやがれぇー!」

『あ、だめぇー!トカゲさんっー!』
『剣じゃ、銃には勝てないのぉー!』

シルバーは、手に持っている殺戮マシーン……自動小銃AK47。壊れ辛い・扱いやすい素晴らしいアサルトライフル。
その照準を、目の前のリザードマンに定めて、躊躇なく引き金を引いた。
強力な乾いた音が連続して響く。錆びた剣が銃弾で折れて、ガラクタになる。
ケロスの体中が穴だらけになって、真っ赤な血を噴き出して倒れた。

「……ま、魔法使いだったのかっ……!」

ケロスの背後にいた、取り巻きのリザードマン達も倒れた。全身に穴が開いている。
明らかに致命傷だった。

『ちょwwwwおまwwww』
『銃弾の威力が高すぎて貫通しとるぞwwww』
『取り巻きまで殺すなよwww』

「あ、威嚇射撃するの忘れて、殺しちゃった」

『言い訳が棒読みwwww』
『妖精さん!最初から殺す気満々だよったよね!?』
『プラチナたんを守るために必要な犠牲だから、仕方ないんだお……』

領民達は、シルバーの所業に恐怖した。
歯には歯を。暴力には暴力を。反逆者には血の制裁を。
わかりやすい、力という恐怖が広まり、粛清されたくない彼らは……その場で土下座してひれ伏す。

「ひぃぃぃぃぃ!すいませんでしたぁぁぁぁ!」蜥蜴人間。
「恐ろしい魔法を使うんですねぇぇぇぇ!!」犬娘。
「ダーク・シルバー様の復活万歳っー!」エルフ
「さっきのトカゲどもは、悪いゴロツキだったんですぅぅぅぅぅ!!
処刑してくれてありがとうございましたぁぁぁぁぁ!!」ドワーフ
「わかるんだよぉー!新領主様はイケメンなんだねぇぇぇぇー!」猫
「にゃー!最強ですにゃー!」猫

「あ、うん。分かってくれたら、それで良いんだ……」

『妖精さん、こういう社会で一番重要なのは恐怖政治だよな』
『恐怖で民草を支配するのが一番だお!』
『こらwwwwwちゃんと、話し合いで解決しろよ
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