暁 〜小説投稿サイト〜
ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)・ω・`)ノ
026「エルフ娘、妖精さんの秘書になる」
[2/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
る。
それだけで、どこかで大量殺戮が行われたんだなと、領民は理解できてしまった。
(この骸骨……外見が怖くて嫌なのです……。
弱い弱いと言ってますけど、そう簡単に壊れない時点で、恐ろしい存在なのですっ……!)
エルフインと、領民の意見は同じだ。平然と、動く骸骨を量産するプラチナの倫理観に、恐怖するしかない。
だが、この場には、プラチナの恐ろしさを欠片も知らない新参者達がいた。
南の海からやってきたリザードマン。緑色の鱗に覆われた蜥蜴人間が10匹いる。
「ぎゃはははは!あんなショタとロリが領主だぁ?
バカをいうんじゃねぇ!
どうせ、豚人間600匹を倒したのは嘘だろ!」
「「そーだ!そーだ!」」
「「弱者がリーダーなのは可笑しいぞー!ギャハハハハハ!」」
そんな罵声が場に響いた。そんな状況でシルバーは――
「諸君!俺は今日から、領主になったシルバーだ!よろしく頼む!」
『妖精さん、蜥蜴の罵声をスルーすんなwwwww』
『このショタ妖精っ……!全くアドリブができない大根役者だわっ……!』
『事前に決められたセリフしか言えない妖精さんwwww』
「無視するんじゃねぇ!このクソチビがぁ!」
リザードマンの指導者らしき男が、顔を真っ赤にして怒鳴ってきた。
群衆を掻き分けて、シルバーのところへと近づいてくる。
エルフィンは、暴力の気配に、体が恐怖でビクンビクン震えた。
(た、大変なのですっ……!
このままじゃ、本当に、大変で、大変な事になるのですっ……!)
エルフ娘の視線は、シルバーの両手に注がれていた。
地球で、最も人間を大量殺戮した虐殺マシーンがあるのである。
こんな場所で、その殺戮マシーンが性能を発揮したら、紛争地帯みたいに、死体が量産される事、間違いなし。
シルバーは、武器を持っているせいか、余裕ぶった態度で、リザードマンに問いかける。
「いや、豚人間を倒したのは、本当なんだが……ところでお前は誰だっけ?
種族は、トカゲ人間?」
「トカゲ言うな!リザードマンだ!
そしてっ!俺の名前はっ!ゴブリン・ハンターのケロス様だぜぇ!
俺の手にかかれば、どんなゴブリンでも一撃であの世逝きさぁ! 」
『直立二足歩行の蜥蜴……?』
『どう進化したら、こんな生物が誕生するんだ?』
『手足の指の数が、人間と同じだから、きっと人間の遺伝子と合体させて作ったんじゃね?
染色体の数を調べれば簡単に分かるだろ』
シルバーは、目の前にいる蜥蜴が、人間と同じ遺伝子を使っているように思えなかった。
ついつい失礼すぎる質問をしてしまう。
「……えと、職業がゴブリン・ハンター?
それって凄い仕事なのか?」
『凄く弱そうな肩書きだ』
『……いや、豚人間みた
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ