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ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)・ω・`)ノ
025「妖精さん、成金になる」
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う銃弾一つすら買えない。
『まるで貯金を使い果たして老後を迎えた爺さんのようだ』
『絶望しちゃ駄目だお!銀髪ロリと風呂に入って、落ち着くんだお!』
「俺の人生……おわった……
うぅ……俺の価値、空飛べるだけの妖精に転落しちゃったよ……」
『女装すれば、可愛い男の娘としての価値があるお!』
『女装はよ!』
『縞々パンティーを履いてほしいお!』
「鬱だ……死のう……」
『生きる希望を失っちゃダメぇー!』
『うむ……私たちにもl、きっと何かができるはずだ……』
「パトラッシュ……君がいるところに俺は行くよ……」
『現実に戻ってこーい!』
『世界名作劇場を見てないと、わからんネタだぞ!』
このまま絶望の淵に心が沈み、そのまま一番底まで沈没しそうだった。
でも、シルバーは一人じゃない。
お金を稼ぐ方法だって――1つじゃない。
『まだ、方法があるお!』
『妖精さん!ネット口座の番号を教えてくれ!寄付するぞ!』
寄付。それはネット文化ならではの効率の良い集金方法だ。
世界中から金を集めれば、簡単に大金が集まる。
シルバーは、今まで隠していた秘策は、まさにこれだ。
(あ……この方法があるの、忘れてた……)
泣くのをやめたシルバーは、洞窟の壁に、石を使って、ネット口座の番号を書く。
そうすると――
『あっひゃー!皆っー!妖精さんに、ちょっとづつ寄付金を分けてくれぇー!お願いだぁー!』
『可愛い男の娘映像をを見せてくれたお礼だ、受け取り給え』
『見ろ!まるで寄付金がゴミのようだ!』
『お金をプレゼントするから、縞々パンティーをプラチナちゃんに履かして欲しいお』
貯金の残高が、加速度的に、一気に増えて増えて増えて増えまくった。
塵も積もれば山となる。小金が積もれば大金となる。しかも、税金を払う必要がないから、課税されない。
寄付された分だけ、全額を使える。
「お、お前ら……良い奴らだな」
これが友情パワー。
企業からは、お金は貰えなかったけど、世界はシルバーの味方だ。
『これぞまさにっ!友情・努力・勝利!』
『友情は金となり、努力の結果も金となり、勝利を齎すんだお』
『妖精さん、ワルサーの再購入はよ』
「……この転生特典を選んで良かったよ。
これがなかったら……最初の森で遭難して、死んでいた気がする」
『妖精さん、空を飛べるのに遭難とかありえんwwww』
『妖精さん、あっちに金髪巨乳エルフがいるお!』
『妖艶だお、美しいお』
ネットの皆の言葉を聞いて、シルバーは視線を洞窟の奥へと向ける。
そこには……愛らしいエルフ娘がいた。輝く金髪が美しい、豊満な胸に惹きつけられそうだ。
着ている衣服
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