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ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)・ω・`)ノ
021「妖精さんの、収入はゼロ円です」
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に合いそうだし……やべぇ!)
運が悪い事に、拳銃の弾倉を交換中に、一匹の豚人間が地面を蹴って迫ってきている。
細身の豚人間。恐らくオッパイ党の最速短距離ランナーだ。
再装填は間に合いそうにない。
シルバーは腰のホルスターから、サバイバルナイフを取り出して投げた。
綺麗にナイフが、豚の目玉に突き刺さる。
「俺の美少女を見るための目がぁぁぁぁぁ!!痛いブヒィィィィィ!」
『ちょwwwサバイバルナイフを使い捨てにしちゃだめぇー!』
『貴重な近接武器がぁぁぁー!』
『どこでナイフ投げ覚えたのwwww妖精さんwww』
「あんな化物と近接戦闘したら、すぐに人生終了するからこれで良い!
それよりも、この状況で使えそうなアイテムを考えてくれ!」
「「たまらん絶世の美少女ぶひぃー!」」
「「巨乳じゃないから微妙だけど我慢するぶひぃー!」」
通路の向こうから、数十匹の豚人間が、欲情して勃起して、鼻息を荒くして迫ってくる。
殺しても殺しても切りがない。
シルバーは手榴弾の安全ピンを抜いて、地面に転がすように投擲。豚の群れの先頭を無残に吹き飛ばす。
その間に、拳銃の弾倉を交換する。
装填を終えた途端に、豚人間の集団が再度、突撃してきて、休憩する暇もない。
「あぁぁぁぁぁ!!俺、死んじゃうっ!
プラチナと、一緒にお風呂に入る夢も叶えていないにぃぃぃ!!
異世界生活の難易度が高すぎるぅぅぅ!」
『妖精さん、正直すぎるお』
『でも、気持ちはわかるお。可愛い彼女がいたら、エッチィ事したいのは当たり前だお』
『慌てるな、餅つけ』
『ネット通販で、モチ米を購入するんだお!』
「お前らが慌ててどうする!」
シルバーは、少しでも時間を稼ぐために、ワルサーに装填された7発の弾丸を全て消費……ジャムッた。薬莢の排出に失敗して、次の弾丸が装填されない。
引き金を何度も引いて、その嫌な現実に、気づかされた。
「あれ?あれ?」
『ちょwwwwwwルパンの愛銃まで壊れるとかwwwwww』
『おまwwwww妖精さん運悪すぎwwww』
『なるほど、故障寸前の銃だから安かったんだお?』
こうしている間にも、2匹の豚が迫ってくる。太っている割には素早い化物が、あと10mほどの距離まで近づいてきた。
ここで時間を稼げる手を打たないと、服をビリビリに破られて、殺されたり、犯されたり、酷い目に合うのは確実だ。
だから、シルバーは、躊躇なく――
「この役立たずっー!」
『妖精さん!ルパンの愛銃を投げちゃだめぇー!』
『躊躇なく使い捨てにしちゃ、らめぇなのぉー!』
今まで世話になったグロック17とワルサー。
その二つの拳銃を投げて、豚人間の頭にヒットさせる。
「鼻が痛いブヒィー
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