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ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)・ω・`)ノ
018「妖精さん、ペロペロ党と最終決戦」
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っ……!』
『こいつらっ……!』

追い詰められた豚人間が取った手段。それは――

「「ブヒィィィィイィ!」」

『損害度外視の突撃だぁぁぁぁ!!』
『それなんてソ連軍方式ぃぃぃぃ!?』
『妖精さん逃げろぉぉぉぉ!』

全く命を顧みない。最強最悪のカミカゼアタックだった。
ここで食い止めないと、服をビリビリに破られて、男だとばれて殺されるのは確定的に明らか。
シルバーは、拳銃の銃口を、迫り来る敵に向けて、装填されている銃弾17発を全て消費する。
乾いた音が連続して響く。先頭にいた豚人間3匹が死んだ。
だが、勢いは少ししか弱まっていない。
焦っているシルバーは即座に、ネット通販から画鋲1万本を選び、大量購入。
鋭く尖っている画鋲を出現させ、地面にバラまく。

「ブヒィー!」
「ブヒヒィー!」

豚人間達は勢いに任せてジャンプした。画鋲の地雷原を飛び超え、シルバーへと迫ってくる。

『お前らwwwwどれだけ妖精さんをレイポぉしたいんだよwwww』
『下半身の欲求のために、勇敢になりすぎぃwwwww』

(お、おわった……?)

このままでは人生終了。可愛いプラチナは豚の嫁。
そう、シルバーが思い込むほどに、豚人間達の対応は素早い。

『先頭の豚に、金的蹴りすれば良いんじゃね?』
『狭い通路だという事を、利用するんだお!』

ネットの皆の声が、脳内に響いた瞬間。
容赦なく、シルバーの細い右足が、豚人間の股間に突き刺さった。
産まれて感じた事もないような、とんでもない激痛に先頭の豚は失神。画鋲の地雷原へと倒れて突き刺さる。
後ろから飛んできた豚人間達も巻き添えにして……ドミノ倒し状態。

「痛いブヒィィィィィ!!」
「この針を抜いて欲しいブヒィィィィ!」
「このお嫁さん怖いブヒィィィ!結婚したら絶対、尻に敷かれるブヒィィィィ!」

5匹の豚人間が、転げまわって、画鋲で全身ハリネズミとなって血ダルマとなり、これで残りの豚人間は15匹となった。
シルバーは拳銃の副列弾倉を交換しながら、豚人間の精神を叩き潰すべく、残酷な真実を告げる。

「おい豚ども!
俺は男だ!女じゃないぞ!
残念だったな――」

「ブヒィィィっー!そんな訳がないブヒィー!」
「これだけ被害出して、男とか……苦しめて殺してやるしかないブヒィー!」
「美少年を、女の子にする魔法の薬があるブヒィー!だから問題がないブヒィー!」
「盛り上がってきたブヒィッー!」

『ちょwwwwwwおまwwwww』
『妖精さんが負けたら、美少女になるENDかよwwww』

生理的嫌悪感に囚われたシルバーは、破片手榴弾を購入。安全ピンを抜いて投擲した。
すぐに豚人間が手榴弾を掴んで、冷静に投げ返そうとしてく
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