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016「妖精さん、危険地帯で屋内戦闘せり」
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振りだと思うお……』

確かに、全く血が出ていない豚人間がいる。
恐らく、オッパイ党の残党だろう。
死んだ振りして、ペロペロ党の襲撃を乗り切った、そんな豚だとシルバーは判断した。
よく見れば、両目の瞼が、薄らと開いている。
シルバーは、こいつは生きているな、と確信し、銃口を向けた。すると――

「ブヒィィィィィ!可愛すぎる妖精娘がいるブヒィィィィ!
お嫁さんにして、新しい集落を作るブヒィィイ!」

豚人間が勢いよく立ち上がり、欲情して飛びかかってきた。
その豚の突進を、シルバーは横にジャンプして回避する。
銃口を豚人間の後頭部に向け、引き金を引いた。
ターン! 乾いた音が響く。

「ぶびっ!」

銃弾が脳を破壊し、豚人間は苦痛もなく永遠にゆっくりした。
シルバーは、まるで、心臓が爆発するかのように脈動させて、息を吐く。

「こ、怖かった……。
知恵使いすぎだろ……家に帰りたい」

『妖精さんの家は、トラックで崩壊していますぞ!』
『俺らがついてるお!』

「うん……お前らのおかげで、少なくとも寂しくはないな。
アドバイスがなかったら、今頃、奇襲されて死んでいたかもしれな――」

「「ブヒィィィィ!
妖精娘が来たブヒィィィ!?
俺達のお嫁さんにするブヒィッー!」」
「「ペロペロして逆ハーレムさせてあげるブヒィッー!」」

洞窟の奥から、大量の足音がした。
大勢の豚人間が、シルバーがいる現在地点に向けて走っているようだ。

(……早くここから出たい。
でも、豚人間をここで皆殺しにしないと、後で後悔する……!
誘拐された女性達が居なかったら、ダイナマイトで入口潰して生き埋めにできるのにっ……!)

シルバーは、豚人間の先頭集団に向けて、拳銃の引き金を、何度も何度も引いた。
火薬が爆発する音が響き、こうして、本格的な屋内戦の幕が上がる。

『豚人間の反応から見て、ペロペロ党が勝利したっぽい?』
『妖精さん良かったなw400匹のオッパイ党が壊滅とか、最良の結果じゃまいか』
『豚からモテモテですぞ!豚と美少年の組み合わせも良いと思いますぞ!』

「豚は死ねぇー!」


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死んだ振り戦術(´・ω・`)運が良ければ、敵の総大将をぶっ殺せるお。

オスマン帝国(´・ω・`)うちの君主が、油断して死体見物したせいで……死んだ振りしていた騎士に殺されてもうた……
おかげで東ヨーロッパ征服イベントが失敗してもうた……

第一次世界大戦(´・ω・`)↑のイベントのせいで、500年後にサラエボ事件起きて、世界
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