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012「妖精さん、女装をやめるってよ」
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制裁っ!制裁っ!ブヒヒヒッー!」」

「俺らの数は217匹ブヒィ!半分程度の数しかいないブヒィ!
だが、正しい側が勝つと決まっているブヒィー!
ペロペロする正しい未来のために、俺らが勝利するのは必然ブヒィー!」

ひたすら、女の子とエッチな事をする事しか考えていない酷い演説だった。
シルバーは、この下半身に脳みそがあるかのような存在をますます嫌悪する。

(……いや、無理やり拉致ってレイプして、妊娠させる時点で、カルト宗教団体並にクズだろ……)

『エロゲー脳だ……』
『妖精さんのせいで、戦争一直線だお』
『悲しいけど、これって豚の戦争なのよね』

ペロペロ族長は、長い竹槍を振り回し、豚人間達の士気が高めまくった末に命令を下した。

「全軍!進撃するブヒィー!
目標、エルフ娘!打倒オッパイ党ブヒィー!」

「「ブヒィー!」」

豚人間の大群が動き出した。
オッパイ党がある洞窟へと向けて、道なき道へと進軍を開始する。

『竹槍がたくさんあるのに、刃物が一つもない件』
『どうやってwwww竹を切断して加工したんだよwwww』
『ちょwwwオッパイ党が刃物持っている可能性が出てきたぞwww』
『金属器相手に、竹槍とかwww破滅するわwwww』

「いや……オッパイ党もペロペロ党も、どっちの豚人間も持っているのが竹槍だったから、金属器があっても、そんなに数ないだろ……」

シルバーが冷静に反論すると、ネットの皆が反応を返してくる。

『恐ろしい子っ……!』
『俺たちが納得できる結論を出せるなんてっ……さすが妖精さん』
『女装した姿だと、どんなに良い事言っても、変態でしかないwwww』

「この服、脱ごう……。
あとで、プラチナにプレゼントしてくる……」

『や、やめろぉー!』
『貴重な男の娘動画がぁー!」
『完璧な男の娘を見たのは初めてなんです!どうかご慈悲をっー!』
『縞々パンティー履いてから脱いでください!お願いします!』

「だって、俺、この格好のせいで、心がボロボロだし……」

『お願いします!
もう少し動画を撮らせたください!』
『や、やめるんだぁぁぁぁ!!妖精さんの女装は世界の宝だぁー!』

「それに、この格好で空を飛ぶのって、少し面倒いし……」

『そ、その格好で戦えば、妖精さんは有利に戦えるお!
豚はきっと手加減攻撃してくれるお!』
『出来れば、縞々パンティー履いて、パンチラしてほしいお』

シルバーは、荷物を隠した、高い山の頂上に着地し、容赦なくワンピースを脱いだ。
すぐに短いズボンを履き、白いシャツを着て、ネットの皆を絶望へと追い落とす。
女装する男の娘は消え、そこには愛らしいショタ妖精の姿があった。

『この世の終わりブヒ
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