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007「妖精さん、豚人間を追跡せり」
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た。
転生する前に見た、キャラクターメイキング画面に『豚人間 最大勢力です』と書いてあったが、物量そのものを武器に、覇権を得ているチートな豚なのだろうと確信する。
しかも、最悪な事に、美少女とエッチィ事して孕ませるレイプ魔ときた。
無垢な少女を凌辱する行為は、決して許せる事ではない。
惚れた銀髪ロリのためにも、ここは頑張りどころだ。
「俺、1匹残らずっ……!
あの豚を駆逐したいですっ……!」
『なぁ妖精さん』
「んっ?」
『このまま追跡して、豚人間達が巣に戻ったら……妖精さんの情報が漏れるぞ?』
「すまん、何を言いたいのか、さっぱり分からん」
『空を飛べる妖精が、遠距離攻撃してくるって分かったら、プラチナちゃんがいる村が危ない』
「!?」
『まともに戦っても、妖精さんに勝つのは不可能だって、豚人間は考えるだろ?
妖精さん、空に浮けるし、銃を使えるし』
「うん」
『だから、妖精さんを降伏させるために、豚人間どもが村に攻め込んで、プラチナちゃんを人質にする可能性が高い。
そういう卑劣な手段を使わないと、厄介な妖精さんを倒す手段がない』
「あいつらを巣に帰すと……プラチナちゃんが危ない……?」
『それに豚人間が200匹以上いるなら、拳銃弾足りないだろう?
だから、あいつらを追跡するんじゃなくて、ここで足でも撃って捕虜にして、もっと豚人間の情報を得るべきだと俺は思う訳だが。
現状では、あいつらの情報が少なすぎる。妖精さんは、豚人間の事をよく知るべきだ。
孫子も言ってるだろ?
彼を知り己を知れば百戦殆うからずって。
……まぁ、俺は部外者だ。このまま追跡するも良し、あいつらを尋問するもよし。
好きな方を選んでくれ』
二つの選択肢に、シルバーは悩んだ。
このまま巣まで付いていっても、一人じゃ豚人間を倒しきれないのは事実だ。
『村の皆と一緒に、豚人間を討伐すればいいんじゃね?』
『皆で殺れば怖くないお』
かと言って、巣を見つけて、その位置をプラチナに教えても、問題が解決するとは思えない。
解決能力がないからこそ、彼女はシルバーを頼ったのだ。
プラチナ達を頼るにしても、豚人間の数を減らした後にした方が良い。
自分なら、空を飛べて一方的に相手を殺せるのだから。
「分かった……あいつらを捕虜にして情報を聞き出す」
『豚の捕虜』
『なんという誰得な響き』
自動拳銃グロック17を両手で強く構えて、シルバーは空をゆっくり降下した。
豚人間達から見えないように、真上20mへと移動。
森の中を歩く豚人間めがけて、拳銃弾を連射する。
鋭い銃声が何度も響きわたるが……森林地帯は障害物だらけ。
木々が邪魔をして、銃弾が当たらなかった。
ひた
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