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006「妖精さん、暗黒王子になる」 一章終了
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間って、繁殖力旺盛で、短期間に一気に成長するから数が多いんです。
あの……やっぱり駄目でした?
この近くだけでも、少なくても200匹くらいはいると思いますよ?」

「お、俺に全部任せろ!
豚人間の巣ごと駆除して、誘拐された親友を助けてやる!」

『おまwwwwww安請け合いすんなwwww』
『死んでも知らんぞwwwwww』
『残りの金を全部付き込んでも足りんだろwww』

敵の数は最低200匹。拳銃弾は一発20円で買える。
200匹×20円=4000円。
百発必中でも、これだけの金額が必要となる。
まともにやったら、貯金が0円になるのが先だ。

(あ、後にひけない・・・こんな可愛い娘と仲良くなれるなら、俺、命を賭けられちゃう!
それに俺には秘策があるんだ。
地球のお金を稼ぐ方法は、広告収入以外にもあるはず。
なら、俺はプラチナのために頑張ろう。
豚人間の存在そのものが許せないのは、俺も同じだ)

シルバーは覚悟を決め、プラチナに聞いた。

「ところで……豚人間の巣はどこにある?」

「えと、山の中だと思うんですが……広大すぎて、どこを探したら良いのやら……。
今まで行方不明になった女の子の衣服が、川の近くで発見されているから……ひょっとしたら、川の上流に巣があるのかも……?」

『逃げた豚人間を追跡すればワンチャンス』
『俺らも動画をチェックして、あの豚を探してやんよ』

「大丈夫だ!空からさっきの豚人間を追跡すれば巣なんてすぐ見つかる!」

「な、なんて頼りになる方!
という事は、今すぐ豚人間を皆殺しに行くんですね!」

「……いや、でも、近くに豚人間がいるかもしれないし、プラチナ一人を置いていく訳には……」

『ヘタレるなよwwww』
『勇気出せ、妖精さん!』

「こう見えても、僕は強いんですよ!
ほら剣だってありますし!
シルバー様と一緒に、豚人間を討伐しますよ!
豚人間なんて雑魚です!雑魚!
武装も竹槍くらいしかないですっ!」

『このロリ、説得力がない』
『さっきレイプされかけたロリが言うなwww』
『おまwwww自分から性奴隷になるつもりかwww』

シルバーは困り果てた。
華奢な銀髪の美少女を戦わせるのは、リスクが高すぎる行為に思えた。
拳銃で物量をある程度は覆す事が出来る以上、足でまといには、付いてきて貰いたくない。
だから、シルバーは、首を横に二度振って――

「いや、プラチナは安全な場所で待っていてくれ。
俺は空を飛んで移動するから、一緒に行動するのは難しいと思う」

「シ、シルバー様っ……!
さすがは世界征服に挑んだお方ですっ……!
僕、たくさん手料理作って館で待っていますね!
あ、この湖近くにある村が、僕が
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