暁 〜小説投稿サイト〜
ネット通販は異世界最強なんだよ!(勘違い)・ω・`)ノ
005「妖精さん、動画の謎に気づく」
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き事があるだろ!)
繊細な年頃のシルバーは、スケベー心を隠し、プラチナの両肩に軽く手を置いて、紳士っぽく振舞う事にした。
「ま、まずは服を着よう。
風邪をひいちゃうだろ?」
「あっ……そうでした。
あっちの茂みの方に、服があるから、ちょっと待ってくださいね」
プラチナはそう言って、茂みの向こうへと行った。
『はよ、追いかけろ』
『豚人間が隠れてたら、またエッチィ事になるぞ』
『妖精さんが動かんと、全裸のプラチナたんが見れない!』
(……ネットの皆の欲望通りに行動したら、ダメ人間になる。
そんな気がしてきた……小さい娘の裸を覗いたり、着替えを見るのは駄目だろ……常識的に考えて)
茂みの向こうで、服を着る小さな音がした。
それを聞いているだけで、シルバーも、ネットの皆も、心のアームストロング砲が元気になりそうだ。
人間、見えない方が、想像力を働かせることができる。
(……そういえば、俺、あの娘にプロポーズされたんだよな。
でも、待てよ?俺があの娘の恋人になって、エッチィ事したら、それも自動的に動画サイトにアップロードされるって事なのか……?
うわぁ……俺にはプライバシーの欠片もないという事なのか!不幸だぁー!)
内容的にも、健全な動画サイトにUPしたら、自動的に削除されそうだ。
女の子の全裸を投稿しても良いサイトなんて……アダルトサイトのみ。
もしも、アップロード先がそうだとしたら、アダルト業界の広告費は超安い。
動画で莫大なアクセスを集めても、広告収入は全く当てになりそうになかった。
「なぁ、皆」
『どうした、妖精さん?』
『はよ、銀髪ロリの全裸、はよ』
「お前らが見ている動画サイトの名前ってなに?」
『パルメ動画』
『パルツベ』
『ユンヤーパルメさん』
『そんなーチューブ』
普通に、全年齢の健全な動画サイトばっかりだった。
「おい、ちょい待て!?
女の子の全裸なんて投稿したら、削除されるサイトばっかりじゃないか!
俺の広告収入はどうなる!?」
『でも、乳首の所に、モザイクがかかって見れんかった』
『隠せば、大丈夫なんです。
エロい人にはそれが分かるんです』
『隠す方が妄想できて楽しいお!』
少なくとも、これは精神的な救いになりそうだった。
24時間、アップロードされても、大事な場所は隠される。
それはシルバーにとって朗報だ。女の子とイチャイチャして仲良くなって、エロゲーの終盤みたいなエッチィ事しても他人には、細部は見れないという事だ。
(やった!
大事な場所は見られないから安心でき……ないだろ!?
声にはモザイクかかってないみたいだし、これって24時間監視されて生活するようなものじゃないか!)
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