第180話
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はありませんが………俺達は局長達がクロスベルの”皇”となる事を認めました。」
「………非公式だけど、おじさまとベル達は歴史上最低最悪のSSS(トリプルエス)ランク国際テロリスト扱いされて……判決は”処刑”よ。」
マリアベルの叫びを聞いたロイドは複雑そうな表情をした後真剣な表情で答え、エリィは目を伏せて答え
「ついでにクロイス家並びに先生の財産、IBCは全てクロスベル帝国によって没収されています。」
ティオは静かな表情で答えた。
「ふ、ふざけないで下さい!裁判も無しでそんな事が許されると思って!?」
ロイド達の話を聞いたマリアベルは怒りの表情で怒鳴ったが
「………局長達――――ヴァイスハイト陛下とギュランドロス陛下は”皇帝”よ。”皇”の判断は”国”の判断でもある。……そのぐらいの事もわからないの?ベル。」
「!!」
憐みな表情で自分を見つめて言ったエリィの説明を聞いて目を見開き
「フン、それ以前に”神頼り”の政治をしようとしていた愚か者が今更、俺達人間の”法”を持ち出してくるとはな。―――笑わせてくれる。」
「本当に………自分勝手な方ですね………」
ユーシスは鼻を鳴らした後嘲笑し、エマは静かな怒りを纏ってマリアベルを睨み
「今ここで自らの罪を認めて大人しく自首するなら、私達が局長達にせめて命は奪わないで欲しい事を嘆願する。だから諦めて自首しろ!これ以上抵抗しても無駄だ!」
「空の女神どころか他の神々に加えて”神殺し”すらも許さないと言っているのです。これ以上抵抗すれば本当に”神罰”を受け、惨い最期を遂げる事になりますよ?」
「万が一戦いになった場合、殺される事も覚悟しておいてね?さすがにあたし達も許せないし。」
「………己の欲望の為に多くの人達を犠牲にした挙句この地に今まで生きてきた全ての人々が紡いだ歴史を”無かった事”にしようとしたのですから、当然の結果です。」
「エレボニアを混乱に導き、多くの平民共が傷つくきっかけを作った事………後悔するがいい!」
「君達の事は絶対に許さないぞ!」
ダドリーは静かな表情で言った後真剣な表情で叫び、エリナとシャマーラ、セティはそれぞれ真剣な表情で言い、ユーシスとマキアスは怒りの表情で叫んだ!
「お……の………れぇっ……………!ようやく………ようやくここまで来たというのに………!先祖代々から受け継ぎ………ようやく完成した至宝が後少しと言う所で………!そんな時に今更になってクロイス家の妄執の原因となった諸悪の根源が現れた挙句他の神々までもが……私達の………先祖達の悲願でもある計画を肝心な所で滅茶苦茶にするなんて………!本当に忌々しい存在達ですわね……!」
一方マリアベルは怒りのあまり顔を真っ赤
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