第178話
[1/5]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
〜神域・終点〜
「こ、これは……?」
「クロスベル各地の状況……?」
昇降機が上へと上がる最中に次々と見える景色を見たエリィとリーシャは戸惑い
「いや……それだけじゃねえ。過去の出来事みてぇなのも紛れ込んでるみてぇだぞ……?」
「現実世界の欠片……時空を越えて連関してゆく因果……?」
ランディやティオはそれぞれ真剣な表情で呟き
「……あり得ないとは言い切れないみたいだね。」
「……”零の至宝”………その完成形としての”碧の大樹”………」
ワジは疲れた表情で呟き、ロイドは考え込み
「”輝く環”でも、さすがにこんな事はなかったわよね……?」
「そうだよねー………」
「……”輝く環”と”虚ろなる神”は根本的な部分が違います……しかしこれは………」
エステルとミントの言葉を聞いたエイドスは真剣な表情で答えた後考え込み
「”虚ろなる神”ですらも、こんな真似はできなかったはずだぞ……」
ツァイトは重々しい様子を纏って頷いた。するとその時キーアの顔が出た瞬間、ロイド達が魔人化したヨアヒムによって殺害された瞬間やオルキスタワーが列車砲によって爆破された瞬間の景色が見えた!
「………!」
「な、なんだぁ!?」
一瞬見えた景色を見たロイドは驚き、ランディは声を上げ
「今のは”太陽の砦”の地下に入った時の……!?」
「いえ、エステルさんたちが一緒にいませんでした………それに………」
エリィは戸惑い、ティオは複雑そうな表情で考え込んだ。
「し、しかも今ガレリア要塞の列車砲が起動した瞬間があったよな……!?」
「ああ………あの時は空砲で済んだのだが……」
「……一体どういう事かしら?」
「今の光景って………列車砲によってオルキスタワーが爆破されたよね〜?」
マキアスは驚き、ガイウスは頷いた後考え込み、アリサは真剣な表情で呟き、ミリアムは不思議そうな表情で呟き
「………………………」
サラは真剣な表情で考え込み
「…………………」
キーアは目を伏せて黙り込み
「…………………」
ロイドは真剣な表情で考え込んだ。するとその時、ロイドだけ新たな映像――――幸せそうな表情をしている未来の自分がエリィとよく似た女性と飛行船に乗った際、エレボニア帝国の過激派のテロによって自分達が乗る飛行船が爆破する瞬間の光景が見えた。
「!!(今のはまさか……………)」
光景が見えたロイドは目を見開いた後真剣な表情で考え込んだ。
「どうしたんだ?」
「私達には何も見えなかったのですが……?」
ロイド達の反応を見たリィンとエ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ