第四章
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「どんな人だったんだ?」
「結婚した時はもう七十過ぎで曾孫もいた」
「爺さんだったんだな」
「それでもあの人を街で見掛けてな」
そしてというのだ。
「第三夫人にしたんだ」
「ああ、それで夜も昼もか」
「そこはわかるな」
「歳取ったら本当にそうしたことは毒なんだな」
「それで大往生をしたんだ」
「その爺さん幸せだったな」
どうして幸せだったかはだ、二人の間でわかっていたので多くは言わなかった。
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