第五章
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思っているよ、あの時はカシュック=オユヌの服を来たヤシュムを(見なかったら」
それこそというのです。
「僕は結婚出来ていなかったよ」
「そうですか」
「あれっ、アリババは違う考えみたいだね」
「はい、これはスルタンが日頃です」
それこそというのです。
「民の為によき政治をされているので」
「それでなんだ」
「はい、アッラーがれに応えられたのです」
「僕の行いで」
「よき行いをする者には恩恵が与えられる」
アリババはスルタンに微笑んでお話します。
「ですから」
「成程ね、そうだというんだね」
「私は」
「よき行いをする者をアッラーは救われる」
アリババの言葉を受けて微笑んだスルタンでした。
「このことはよく覚えておくよ、民達にも伝えて」
「そしてですね」
「僕も心掛けておくよ」
こうお話するのでした、そしてスルタンはこのことを皆にお話して自分自身も心掛けるのでした。それも強く。
カシュック=オユヌ 完
2016・8・30
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