プロローグ
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俺は今ある学園の正門前に居る。
……【IS学園】
俺はあの時の事を思い出していた。
〜中学三年の冬〜
「やばい、迷子になった。」
俺はある高校の試験会場を探していたが迷子になってしまい。ウロウロしていると、
【〇〇試験会場はこちら→】
と看板を見つけた。
俺は急いで入ると、
「貴方が最後の入学試験者ですね。コレに着替えて待機していて下さい。」
と女の試験官に言われ渡されたスーツに着替えて待つと
「ではこの機械に触ってください。」
とカーテンの向こうから言われ入ると、
IS〈打鉄〉が鎮座していた。
(ISは女しか動かせない筈なんだけど
最近の高校試験に出るんだな。)
と思いながら軽く触れると、
…キーン!…
と目の前がフラッシュバックを起こしISのデータが頭の中に流れ込んできた。
急いで手を離すと、
「貴方、男だったの!」
と試験官は俺を見て驚き着替えて待つように言われてまっていると、黒いスーツを着た男性が数人来て、個別室に連れて行かれ、
「君は世界で唯一ISを使える二人目の男」
とか言われながら書類などにサインをさせられていた。
〜その日の夜〜
〈プルプル〉
ケータイの着信音がなり出ると、
「ハロハロー!みんなのアイドル篠ノ乃束ちゃんだよん!」
と大声だった。
「束さん、耳が痛くなるからやめてくださいって何回もお願いしましたよね?」
「えへへ!めんご、めんご。そういえばくろりん世界で唯一ISを使える二人目の男って報道されてるよ。」
と言われテレビを付けてみると確かに俺の名前と顔写真が出ていた。
「確か俺、明日からIS学園に保護されるんだよな。」
と言いながらゴロゴロしていた。
「ふふふ。くろりんに束ちゃんからプレゼントがあるのだよ!」
とウキウキ声で言っており。
「この束ちゃんがくろりん専用機を作成してあげるのだ!」
と言ってきたので俺はありがたく頼んだ。
〜今、正門前〜
「来たか、燐。」
と呼ばれ顔をあげると鋭い吊り目に、スーツの似合う長身とボディラインが特徴。非常に厳しい性格で、公私ともに厳格な人物が立っていた。
「お久ぶりです。千冬さん。」
と笑顔で話しかけた。
織斑千冬
一夏の姉で俺と束さんと千冬しか知らない白騎士事件の関係者でISに関する知識は豊富で、操縦技術も他のパイロットよりも遥かに高い。公式試合で負けたことがなく、大会で総合優勝を果たしたことからも誰もが認める世界最強のIS操縦者だった。その美貌や実力に憧れを抱く者は多く、敬意をもって「ブリュンヒルデ」と呼ばれることがあるが、自身はその呼び名を嫌っていた。
「一夏に続いてお前まで転入して来るとはな。」
「そうですか?まさか千冬さんがここの先生
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