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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第240話
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〜真・煌魔城〜
「先程の騎士達は一体何者だったんだ……?」
「騎士達を率いている方々とのやり取りを考えるとセリカさん達のお知り合いのようでしたけど……」
昇降機が上へと昇っている中レヴィア達の正体が気になっていたアドルは考え込み、エレナはセリカ達に視線を向けた。
「あの方達は私達がお世話になっている”レウィニア神権国”の軍団の一つ――――白地龍騎士団(ルフィド=ヴァシーン)です。」
「”白地龍騎士団(ルフィド=ヴァシーン)”……!と言う事は騎士達を率いていたあの女性騎士はもしかして”レウィニアの白き薔薇”なのですか……!?」
「リィン?さっきの人達の事を知っているの?」
セリカの代わりに答えたシュリの説明を聞いて驚いているリィンの様子を不思議に思ったアリサは訊ねた。
「ああ………以前の異世界での”特別実習”でみんなも”レウィニア神権国”の事を教わっただろう?」
「そ、そう言えば………」
「確か……”水の巫女”という女神が納めている国家だったな。」
「ええっ!?め、女神様が国家を納めておられているのですか?」
「フッ、さすが”神”が現存する異世界だね。」
リィンの問いかけを聞いてかつての出来事を思い出したマキアスは目を丸くし、ガイウスは静かな表情で呟き、ガイウスの話を聞いたアルフィンは驚き、アンゼリカは静かな笑みを浮かべた。
「そして”白地龍騎士団(ルフィド=ヴァシーン)”はレウィニアの11ある軍団の一つなのだけど……”白地龍騎士団(ルフィド=ヴァシーン)”を率いているのは”レウィニアの白き薔薇”の二つ名を世界中に轟かせている女性騎士を軍団長としている騎士団で有名なんだ。」
「ええっ!?女性の身でありながら、軍を率いておられるのですか……!?」
「ほう………」
「フッ、二つ名に”薔薇”の名を冠している事といい、まるでユリア准佐やツーヤ君のような女性だね。」
「オ、オリビエさん……”レウィニアの白き薔薇”とあたし達を比べるのは間違っていますよ……確か情報によると”レウィニアの白き薔薇”は”水の巫女”に選ばれた”水の巫女”の”神格者”との事ですから、実力はレヴィア将軍の方が圧倒的に上ですよ。」
リィンの説明を聞いたエリスは驚き、ラウラは興味ありげな表情をし、静かな笑みを浮かべて呟いたオリヴァルト皇子の言葉を聞いたツーヤは苦笑しながら指摘した。
「ええっ!?”神格者”って確か……!」
「……ペテレーネ殿やイリーナ皇妃殿下のように魔神や神々から”神核”という力を承り、永久の時を生き続ける者か。」
ツーヤの話を聞いたナユタは驚き、ミュラー少佐は真剣な表情で呟いた。
「……まあ、レヴィアはレクシュミと違い、
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