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ヨハンだがこんな状況を覆す
世界への表明
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 プトレマイオス2の戦闘が終わり、アロウズの隊員は母艦に帰還していた。
 そして、イノベイドの二人。
 彼、彼女たちは、互いに疑念を抱いていた。

 リヴァイヴはツインドライヴの事を知らされていない、その性能を伝えられていない事に
 リボンズは、知らなかったのではないか。又、人間よりも上位の存在ではないのではないか?

 ブリングは、自身が打ち倒せなかった敵。ミハエルの事を考えていた。
 ツインドライヴとは違うドライヴ。その性能を生かした、戦闘技術を見れば、自分たちの優位性が、絶対ではないと気付く。
 ヴェーダのバックアップがあって、倒せるビジョンがない。


 そんな彼らにリボンズから、脳量子波による情報が送られてくる。
 ダブルオー並び、FFのGNドライヴ奪取。

 この命令は、今の二人には決定的だった。
 これにより彼らは、リボンズが絶対的存在ではないと感じた。


 一方、マネキン達はFFとの戦闘記録を閲覧。そして二号機が、リチエラ王国の軍事施設を、レーザー攻撃した事が伝わっていた。

 「あそこには、100万人規模の難民キャンプがあったはずじゃ…」

 「具体的な、支援策を打ち出せない連邦は、消し去れば問題ないと考えたのでしょう…」

 「もはや、猶予はないな…」

 アロウズ的思想に染まっていない彼らは、今後を議論していた。

 「それにしても、大佐。この司令官…ぶっははw」

 「まったく、不謹慎だぞ。だが…w。んん、FFの頭目たるヨハンは凄まじいな」

 グッドマンの名声は元から在ったかは、不明だが、地底深くまで落ちた事は確かである。

 そして、彼らが注目したのはフラグシップ機の性能。
 何世代先の性能なのか検討が付かないのである。
 だが、味方として考えた時。なんと、頼もしい事か。

 「これより、我が隊は彼らに合流するぞ」

 「「はッ!!」」


 舞台の役者は揃い始めた。勝負は一度、一心不乱の大戦争で方はつくだろう。


 ――――――――――――――――――――――――――――


 地上に降りたFF、彼らはセルゲイとパング・ハーキュリーと会合を開いていた。

 「もう一つのメメントモリが発射されたか…」

 「これ以上、無辜の民の命を危険にさらすわけにはいかん」

 「まさか、お前が動くとはな、セルゲイ」

 ハーキュリー大佐からすれば、軍務を全うする事が第一であるセルゲイが動く事は驚きだ。

 「あぁ、すまない。お前は知らなかったな、ホリーは彼らに助けられていてな。あったときに怒られてしまったよ」

 ハーキュリー。驚愕である。話を聞いてみると、彼は憤慨した。
 デザインベビーである、彼ら三人は身寄
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