第八話 ユニークスキル《二刃刀》
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アスナ「これだと拉致があきません。 デュエルで決めましょう。 こちらは私が出ます。」
キリト「じゃあ、こっちからは俺が」
サクマ「いや、キリト俺にやらせろ。」
キリト「サクマが? 相性悪いんじゃ、」
サクマの使う刀は基本的に自分の懐に入り込まれるとほとんど太刀打ちが出来なくなる。
それゆえにスピード型のアスナとは相性がすごく悪い。
サクマ「大丈夫だ。 アレ使う」
キリト「こんなところでか?」
サクマ「どーせ、その内バレるんだ。 何時使おうが持ち主の勝手だろ。」
キリト「そりゃ、そーだが。」
アスナ「どうしたんですか? そちらが代表をたてないのなら私の不戦勝で良いんですね?」
サクマ「ほら、あっちも待ってんだから。」
キリト「はぁ。 分かったよ。 どーなっても知らねーぞ。」
サクマ「待たせたな。」
アスナ「あら、そちらの副団長さんじゃないんですか。」
サクマ「ん、何? もしかしてキリトとやりたかった?」
アスナ「別にそういうわけではありませんが。」
サクマ「じゃあ、良いだろ? 誰が相手でも。」
その言葉と共にサクマがアスナにデュエルの申請をする。
と、同時にメニューをいじり、<二刃刀>を選択、二本目の刀を装備する。
サクマ「たとえ、ユニークスキル使いが相手でも。」
アスナ「!!」
二本の刀の持ち手を合わせ、片方の刀を捻るように動かすと、持ち手が同化し、二本の刀が一つの武器になる。
サクマはそれを地面と平行になるように自分の前で持つ。
カウントがゼロになり、デュエルが始まる。
同時にアスナが飛び出し、サクマを攻撃しようとするが、サクマは両側に付いている刃の左の刃で攻撃を弾き、アスナの体を自分の体の右側に流す。
そして右の刃でアスナを攻撃し、デュエルは一瞬で終わった。
サクマ「やっぱり、これは対人戦で使うのが一番か。」
次の瞬間、サクマは大量のプレイヤー達に取り囲まれた。
もちろん、助ける気は無い。
なぜなら、自業自得だからだ!
サクマ「暑苦しい! お前ら一回落ち着け!」
それで、落ち着いたら苦労しないっての。
その後、サクマはプレイヤー達に小一時間ほど、問い詰められていた。
〜side out〜
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