第六話 ユニークスキル《龍爪剣》
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ばそのまま帰って欲しかったのだが。
俺が扉に手をあてると扉が光だした。
アーサー「ぬお!?」
キリト「アーサー!!」
サクラ「龍也!」
サクラ、お前、今俺のリアルの名前出したろ。
その光に包まれると俺は大きな部屋の中に居た。
周りには誰も居ない。
???「ようやく来たか。 待ちくたびれたぞ。」
後ろから男の声が聞こえて、振り向くと巨大な白い龍がいた。
名前は{The God of Dragon}
シンタローの言っていた神龍だろう。
ステータスが全く見えない。
ところどころ青いスパークが起こってたり、小さな竜巻が体の周りで起こっているのを見る限り、雷と風を操るのだろう。
神龍「ここまで来たからには祠に書いた通り、我が力の一部を与えよう。 だが、その前に我の問いに答えよ。」
アーサー「分かった。」
神龍「何故、我が力を手に入れんとする?」
アーサー「簡単だ。 強くなるため。」
神龍「ならその力は何に使わんとする?」
アーサー「何、か。 仲間を守るため。 というのが一番の目的だ。」
神龍「ほう。 貴様の事、気に入ったぞ。 約束通り、我が力の一部、<龍爪剣>を与えよう。 そして、もう一つ。 これは我からの餞別だ。」
神龍の鱗の二つが剥がれ、一つは武器に、もう一つは防具になった。
防具は白い鎧のような物だった。
ところどころ蒼が入っている。
俺はそれをとりあえずアイテムストレージに収納する。
神龍「その鎧は<龍神の鎧>。 それで貴様自信の身を守ると良い。 ではさらばだ。」
その言葉と同時に俺の体をまた光が包み、気が付くと俺は開かずの扉の前にいた。
サクラ「アーサー! 大丈夫?」
アーサー「あぁ。 ダメージも無いしな。」
???「ちょっと! どうやって扉の中にはいったのよ!」
アーサー「教えてもいいが、他の奴に教えんなよ?」
???「いいわ。 さぁ、早く教えなさい。」
アーサー「その前にお前さんも名前くらい名乗ったらどうだ?」
フィリア「私の名前はフィリアよ。 あなた達は?」
アーサー「俺はアーサーで、こっちはキリト。 んで、こっちが俺の結婚相手のサクラ。 よろしく。」
フィリア「よろしく。 ってそうじゃなくて、早く教えて。」
アーサー「分かった分かった。 この扉はユニークスキル専用武器を入手するために設置されたもの。 つまりユニークスキル持ちのプレイヤー自身が鍵になるんだ。」
フィリア「じゃあ、あなたもユニークスキル持ち?」
アーサー「その通り。 言いふらすなよ。」
フィリア「約束は守るわよ。」
アーサー「なら良い。 じゃあな。」
フィリア「あ、待って。 どうせならフレ
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