第177話
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兄さんの出番でしょうしね♪)………ああ、それと………――――1時間前、パパ達から連絡があったわ。エレボニアとカルバードの帝都並びに首都を完全に制圧し終え………エレボニアとカルバードは滅んだわ。」
一方レンは呆れた表情で答えた後口元に笑みを浮かべてロイド達を見つめて答え
「なっ!?」
「ええっ!?」
「オイオイオイ……!幾ら何でも早すぎねえか!?敵国の……それもエレボニアとカルバードほどの大国の本拠地をそんなあっさりと制圧するなんて……!」
レンの話を聞いたロイドとエリィは驚き、ランディは信じられない表情で声を上げた。
「あら、当然の結果じゃない♪メンフィルが力を貸している上……現代の導力兵器では決して敵わない兵器を使っているし……しかも両国とも内戦で外に目を向けている暇もなかったでしょうし♪」
「………という事は今日から西ゼムリアの大国―――”クロスベル帝国”としての日々が始まるのね………」
レンの説明を聞いたエオリアは重々しい様子を纏って呟き
「………レン姫。バルフレイム宮に軟禁されているユーゲント皇帝陛下達はどうなったのでしょうか?」
ヴィクターは目を伏せて黙り込んだ後真剣な表情でレンを見つめて尋ねた。
「エレボニア皇帝夫妻?プリシラ皇妃は保護されたらしいけど………ユーゲント皇帝は死亡が確認されたそうよ。」
「!!」
「なっ!?」
「そ、そんな!?」
「まさか……局長達が殺ったのか?」
レンの答えを聞いたヴィクターは目を見開いて息を呑み、ロイドとエリィは信じられない表情で声を上げ、ランディは目を細めて尋ねた。
「違うわよ。まあ、死因が病死ではなく他者による殺害である事には間違いないけど………――――――ユーゲント皇帝は死後硬直や死体の腐敗状態から判断して、最低2週間以上は経っていたそうよ。」
「2週間以上って………」
「……ヴァイスさん達がエレボニアに攻め込んだ日を考えると………どう考えても死亡した時間と合いませんよね……?」
レンの話を聞いたロイドは驚いた後考え込み、ティオは戸惑い
「……2週間前って言ったら帝国はまだ内戦状態でしょう?…………あ。もしかして………!」
「―――”貴族派”が陛下を手にかけたのか……!」
考え込んだ後ある事に気付いたエオリアは声を上げ、ヴィクターは厳しい表情で呟いた。
「!!」
「………なるほど。そう言う事か………ユーゲント皇帝は”貴族派”が抹殺しようとしていた”鉄血宰相”を擁護していたとの事だからな……」
ヴィクターの言葉を聞いたロイドは目を見開き、ダドリーは重々しい様子を纏って呟き
「―――主犯はアルバレア公爵とカイエン公爵。どうやら二人の親族とアルフィン皇女
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