第176話
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〜戒の領域・最奥〜
「風よ……我が力となれっ!!」
ヴィクターと対峙したアリオスの分け身はクラフト―――軽功で身体能力を上昇させ
「コォォォォォ……ハアッ!!」
対するヴィクターもクラフト―――洸翼陣で自らの身体能力を上昇させた!
「斬ッ!!」
そしてアリオスはクラフト―――洸破斬による衝撃波を放ち
「フンッ!!」
ヴィクターはクラフト―――洸迅剣を放って相殺した!
「二の型―――疾風!!」
攻撃が相殺されたアリオスは電光石火の速さで強襲し
「―――閃!!」
対するヴィクターも電光石火の速さで強襲して互いの攻撃を相殺した!攻撃が相殺されたアリオスはすぐさま剣を引いてヴィクターから距離を取り
「秘技――――裏疾風!!」
再び電光石火の速さで強襲した!
「甘い!」
しかしヴィクターはアリオスの攻撃を見切っていたのか、アリオスの強襲攻撃を剣を振るって相殺し
「ハァァァァァ……!!」
「フン!!」
さらに自分の背後に回って放ったアリオスの斬撃による衝撃波をすぐさま振り向いて真っ二つに切り裂いた!
「逃がさぬぞ……!」
衝撃波を切り裂いたヴィクターは自分の足元に光の渦を発生させ
「何……!?」
光の渦によってアリオスは引き寄せられ
「斬!!」
「…………!」
ヴィクターの斬撃を正面から刀で受け止めた!
「……なるほど。さすがは”剣仙”殿が褒め称えているだけあって、技のキレも中々のものだ。」
アリオスと鍔迫り合いの状態になっているヴィクターは静かな口調で呟き
「…………師とは面識が?」
アリオスは静かな表情で尋ねた。
「―――以前レグラムに訪れた時に仕合った事はある。……まあ、決着はつかなかったが……」
「フッ……さすがは”光の剣匠”か……まさか師と互角とは…………」
ヴィクターの説明を聞いたアリオスは静かな笑みを浮かべ
「……だが、それでも己の道を行かせてもらう!例え相手が”光の剣匠”と言えど!」
すぐに真剣な表情になってヴィクターを見つめて呟くと同時に刀に力を入れた。
「……ならば私はそなたのその考えが間違っている事を”剣仙”殿に代わり、教えてやろう……!」
対するヴィクターも真剣な表情で答えた後大剣に力を入れた。そして鍔迫り合いの状態になっていた二人の武器だったが、刀では大剣に敵わず、徐々にアリオスが圧され始め、その事に気付いたアリオスは鍔迫り合いを止めると共に後ろに跳躍した。
「フンッ!!」
アリオスの行動を見たヴィクターはクラフト―――洸迅剣による凄まじいスピードの衝撃波を放ち
「ハアッ!!」
アリオス
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