第176話
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うとしていた。
「―――イーリュンよ、彼の者達に慈悲を!大いなる癒しの風!!」
その時祈りを終えたセシルが魔術でロイド達の傷を回復し
「フン、その女が厄介な女である事には同感だな。むしろその女が警察に所属している方が不思議なくらい……だ!!」
「ガッ!?」
不敵な笑みを浮かべたダドリーがアリオスの側面からクラフト―――ビクトリーチャージによる突進攻撃でアリオスを吹っ飛ばし
「あら、失礼ね。私はお伽話や教会の教えでは”神の御使い”とも言われている”天使”なのだから、”正義”の象徴である警察にいても違和感はないでしょう?―――フォルテ!!」
「フフ、ルファディエルの場合は腹黒い所が多すぎるからそう思われても仕方ないわよ。―――クロノドライブ!!」
ダドリーの言葉を聞いたルファディエルとセシルは微笑みながらそれぞれアーツを発動してダドリーの身体能力を上昇させた。
「今までの行動で犯罪者共どころか”鉄血宰相”とロックスミス大統領まで嵌めた女がよくそんな口が叩けるな………………まあ、悪事に染まった奴と比べればまだマシだが……なっ!!」
「グッ!?」
ルファディエルの言葉を聞いたダドリーは呆れた表情で答ながら懐から素早く出した大型の導力銃でアリオスに向けて連射し
「貴様のその腐った性根……叩き直してやる、マクレイン!オォォォォォ―――――――――――――――ッ!!」
そして銃を懐にしまって背後に闘気の炎が見えるほどの膨大な闘気を全身に纏い
「受けるがいい……!正義の鉄拳を!ハァァァァァ……!!」
さらにアリオスに向かって突撃して凄まじい速さで連続でアリオスに膨大な闘気を纏わせた拳を叩き込み始め
「ハァァァァァ……!!」
対するアリオスは刀を振るって闘気が込められた拳をさばいていたが、今までの戦闘の疲労によって全てはさばけず、ダメージを受け
「フンッ!」
「ガッ!?」
そして拳による連続攻撃の後に放ったダドリーの渾身のアッパーによって空へと打ち上げられた!
「そこだっ!!」
そしてダドリーは再び銃を懐から出してマグナム弾を空に打ち上げられたアリオス向けて放って命中させた。
「グアアアアアアアアアッ!?」
マグナム弾がアリオスに命中した瞬間、落雷が発生してアリオスに命中し
「おおおおおおおおおおおおおおおっ!ジャッジメントストームッ!!」
さらにダドリーは跳躍して落下して来るアリオスに膨大な闘気を込めた拳を叩きつけ、闘気による大爆発を起こした!
「ガハッ!?」
悪に己の罪を悔いさせ、改心させる正義の肉体説得技にしてダドリー最強のSクラフト―――ジャッジメントストームをその身に受けたアリオスは地面に叩き
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